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NY株反発、327ドル高 米景気回復に期待

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  • 元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 

    米国株式相場は反発。
    昨日相場上昇に寄与した主な要因は2つ:
    (1) 英製薬大手アストラゼネカは昨日、英オックスフォード大と共同開発中のコロナワクチンが最終段階の臨床試験(治験)で平均70%の効果を示したと発表。ファイザー・ビオンテック、モデルナに続く有望なワクチンが開発されたことになります。また、米食品医薬品局(FDA)が21日、米バイオ医薬品企業リジェネロン・ファーマシューティカルズのコロナ治療薬に対し、緊急使用許可を出したと公表しました。

    (2) ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が、バイデン前副大統領がイエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長を次期財務長官に起用すると報道。市場ではイエレン氏はハト派でしたから、財務長官になれば市場にとってはプラスとの期待感が上がりました。9月頃には規制を強化しそうなウォーレン氏が財務長官に任命するのではないかという憶測が流れ、金融業界にはマイナスの空気が流れていましたので、このニュースは相場に大きなプラスとなりました。

    徐々に明らかになりつつあるバイデンの主要閣僚候補リストを見ていますと、金融市場的にも政治的にも安心感のある布陣になりつつあります。これは市場関係者にはかなりの朗報ですが、サンダース氏やウォーレン氏を代表とする社会主義派である民主党内左派がどのように反応するのかが問われます。

    最近のニュースから判断しますと、ワクチン開発により早ければ来年後半の経済成長には目処がついたように見えます。そしてそれは納得感のあるバイデン氏の閣僚人事でも担保されます。

    そうなりますと、問題は追加景気刺激策が棚上げ状態に陥っている中で、来年前半の景気下振れ懸念をどう捉えるかです。実際に昨日、米国投資銀行ゴールドマン社が来年第1・四半期の米国GDPをこれまでの予想の3.5%から1%へ下方修正しました。

    コロナ感染者数増加及びソーシャル・デイスタンスの経済的要因がどのように実体経済に影響を与えるのかは、従来の経済データでは予想が難しくなってきています。それでも足元の経済指標の数字は労働市場関係をやや遅延していますが、予想外に堅調なものが多いです。

    今の所、金融市場は上昇するシナリオに乗りたい気配が相場の雰囲気作りに影響しているように見受けられます。


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