本日は3連休2日目。

 

また機会があれば記事にしますが、セミリタイアしてからはある事情で早寝早起きの生活になっております!

現役予備校講師時代からはちょっと信じられないことですし、また、過去の私を知る人にとってはあり得ない話なのかもしれません。

 

ここ高松では、午前中は良い天気でした・・・晴れ

が、しかし、午後からは雲が・・・くもり

夕方は結構な雨・・・雨

 

さて、合格総研のリスナー様から、2021年の手帖をいただきました!お祝い

そろそろ次年度の手帖を・・・と思っていた矢先なので、大変ありがたく、また嬉しいです上矢印ニコニコ

大切に使わせていただきます。

 

本日天気は下り坂でしたが、気分上々でございました。

明日もいいことあるかな??

 

今日読んだ本は(通算:137冊目)、

 

『商業高校から一橋大学に入って公認会計士に合格した話』(藤本拓也/とりい書房)

 

 

 

 

中学から商業高校へ推薦入学、そして福岡県の商業高校から一橋大へAO入試(商業高校枠:当時)で合格。

さらに、一橋大合格後、難関である公認会計士試験にも合格!という筆者の体験を綴った本。

 

来年度から1日だけ現役生対象の予備校に復帰しますが、進路に関してもきちんと講師が知っておく必要がありますね。

自分の体験でも、市進予備校川越校(当時)には結構、商業関連コースの高校生が通学していた。

推薦や一般入試で中央大学や明治大学の商学部などに合格していたことを思い出す。

 

普通科出身の自分が知らなかったことは、商業高校では情報処理教育が結構盛んであり、

 

ソフトを使いこなすことに関心→商業高校の情報科

 

ソフトなどを制作することに関心→高専

 

という棲み分けがあるということだった。

 

筆者も高校時代に日商簿記1級(!)を取得している。

ちなみに私は、日商簿記3級と銀行業務検定「会計」を社会人になって取得した実力者である・・・汗

通りで、女子高生が試験会場に溢れていたわけだ・・・大汗

 

コンピューターの各種ソフトも使いこなせ、日商簿記の2級や1級を取得し、民法や商法や会社法を学んだ上で、商学部や経営学部に進学するのはメリットであろう(ちなみに、経済学と経営学と商学は重なる部分もあるが異なります。特に前者と後二者)。

 

さらに、商業高校は男女比が1:4〜7とからしい・・・

 

普通科男子校ムカムカで当時は必修家庭科も存在しなかったので、教員も全て男もやもやという境遇ハートブレイクガーンで貴重なハイティーンの3年間を空費した自分からすれば、桃源郷ラブラブラブラブのような環境である。

 

まあでも、量産型の世俗の常識に塗れたうちの家庭では普通科以外の進学は認めてくれなかっただろうな・・・

せめて、県立不動岡や県立大宮に行っていれば・・・

 

高校は共学で、自宅から近いところがベストです。

高校受験を控えているご家庭のみなさ〜ん、ぜひ覚えておいてください。

 

ハッ!(と我に返る)

 

話を戻すが、一橋大に当時あった商業高校枠のAO入試で無事合格。

一橋大はやはり数学が難しいですね。

 

ちなみに、一橋大の経済学部は経済学部なのに、中学・高校の数学の教員免許1種が取得できるところです。

それだけ数学の講座が設置されているということですね。

 

その後、筆者は就職活動をせずに公認会計士2次試験に合格。

現在は、資格試験のスクールで働いてらっしゃるとのことです。

 

私はKALSで大学学士編入のコースを担当していましたが、資格試験予備校の講師も楽しいんですね。

午前や午後にも講義があるし、受講生は熱心だし、現役高校生対象の授業ほど、夕方からの講義も遅くならないし。

第2の人生で初めてみようかな・・・

 

最近は、東大文2と一橋大の商・経は人気に相関があると言われるほどですが、やはり一橋大(如水会)と慶応経済は社会に出てみると圧倒的に強いですね・・・

 

経営学部や商学部を志望している場合は、商業高校の進学もアリだと思います。

いろいろ調べてみると、商業科+英語とか商業科+コンピュータとかのコースもありますね。

 

大学入学が決まった後にどんどん資格試験の勉強をしておくことで有利になる例もありました。

 

かつての教え子さんで、高3の4月の時点で難関国公立大進学希望だったのですが、9月過ぎに指定校推薦で中央大学法学部法律学科に進学することにした人がいます。なぜか私の英語の授業は12月初旬まで通学してくれたのですが、その他の科目はスパッとやめて、(旧)司法試験の勉強を始めました。たしか、1月スタートの司法試験予備校の講座に通い始めたと記憶しています。その後、大学卒業というときに予備校の講師室に現れ、司法試験現役合格の報告してくれました!戦略がスゴイ!!

 

予備校業界はかつて文系科目は資格試験崩れが結構いて、司法試験や公認会計士、弁理士という3大難関国家資格を目指していた人が文系科目、特に現代文科や英語科には多かったものです。腐らず勉強を続け、見事合格をした講師の知り合いは、私の場合3人です。現代文と化学の講師が司法試験、数学の講師が公認会計士試験に合格し、業界を去っていきました。

 

弁理士(特許や知財を扱う)やアクチュアリー(年金や保険の数理計画をする専門家)もお勧めですよね。数学講師でアクチュアリーの資格を取った人は、某外資系投資銀行に転職していきましたが、ちょうど3年後くらいにリーマンショックがあったりしました。

 

商業高校→高卒就職だけというわけではなく、進学する人も多数いるので、選択肢の一つに考えるのもアリだと思います。

塾講師や受験を控えているご家庭は是非読んでみてください。

 

おすすめ度:★★★★★