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例えば、ワインと日本酒で考えてみるとわかりやすいのですが、自分の学部ゼミで、あるチームが日本酒とワインはどうしてこんなに価格が違うのか、ということについて研究しています。
そこからわかってきたことは、ワインは元々ヨーロッパの階級社会の中で、教養の格差を創り出し、再生産するための儀礼・装置として機能している、だから、知識体系が整備され、それを身につけることの価値が形成されている、ということです。美味しいかまずいか、というのは、実は純粋な味覚ではなく、「何が美味しいとされているかがわかるか」という社会的に構築されたものの中で決定されています。つまり、「あなたには、この味がわかりますか?」と問われる世界になっていて、しかも、そこには料理との組み合わせもあります。だから、そこに参入するためには、少しずつでも知識を身に着けなければならず、その憧れを生み出す仕組みになっています。だから高いのです。一方、日本酒の場合、そういったものがありません。だから、安い、だから、経営が厳しい。
このように考えると、イギリスのサヴィル・ロウに北欧のファンドが投資しているというのも、この支配関係への従属的な貢献に過ぎません。単に機能でもなく、単にデザインでもない、もっと伝統に根ざした価値の構図だから、別に資本が何であろうと、そうした構図には従属関係しかないのです。
こういう構図をいかに作れるか、ということが、いかに強靭な伝統の持続可能性を生み出すかをまざまざと伝えられた気がしています。
サヴィルロウのDXもさることながら、この記事で衝撃を受けたのは、サヴィルロウの大半を所有しているのが、ノルウェーの1.1兆ドルの政府系ファンドであるということ。「このファンドが、400年近く前からサヴィルロウなどロンドン中心部の不動産を所有するポーレン・エステートの最大株主」って初めて知りました(不勉強でした)。だからこそ、老舗テーラーたちがこれだけの危機にあっても散り散りになることなく、サヴィルロウに居続けることができるんですね。
ロボットを最初に取り入れたハンツマンのオーナーも、今はベルギー人のヘッジファンドマネージャーであるというのも初めて知った事実です。ちなみにハンツマンは「キングズマン」の基地として使われているテーラー(看板の裏にはちゃんとKingsmanと書いてある)。そんなことができたのも、オーナーがベルギー人だったからなのだ、と今更ながら思い知りました。
それにしてもサヴィルロウは北欧系と中華系の資本で守られているのかと思うと、やや複雑な気分です。こうした背後の事情を真剣に調べたくなった。
世の中には精度の高い自動採寸ソフトなどがあります。そういうものをもっと活用すればいいのですが、伝統が邪魔をしている。顧客との対話は採寸時だけでなく、リモートでもっと密にとれるようになっています。
たとえば「肩のサイズ」といっても、どこからが肩なのか。どこまでが腕なのか。その解釈はフィッター次第です。また、スーツには体型を補正する機能がありますが、それが発揮されるのも正しい採寸があってこそ。ただ、「正しい採寸」について、哲学的な思索が要ります。
ボタンを貝にするとか、裏地をキュプラにするとか、そういうディテールは仕立ての本質ではありません。スーツの型そのものが、それぞれのテーラーの思想の表象なのです。それに気付いて、恐ろしい世界だと思って、以降は「適当な既製品」という言い訳をしながらスーツを着ています。
サヴィルロウのことは記事で知るだけですが、ただ金持ちというだけでは付いていけない世界ではないかと思います。映画『TENET』にちらっとそんな描写がありました。
"サヴィル・ロウで作られるスーツは、驚くほど体にフィットするだけではない。さながら衣服による美容整形手術のように、鳩胸、ガニ股、左右で長さの違う腕、猫背など、不完全な体型を補正する。"
"この魔法は、数字だけでは実現できない。サヴィル・ロウの仮縫いは、20分から1時間もかかる触れ合いのタンゴだ。仮縫いは全部で3回。職人は寸法を測りながら、メジャーでは捉えきれない体の癖を、ときには頭の中に書き込んでいく。"
"あなたの基準を下げなければならないときもある"
"サヴィル・ロウで海外の顧客のためにスーツを作る際は、完成までに約1年かかる。仮縫いは数カ月おきに3回、そのたびに仕立て職人が顧客のもとを訪ねるのだ。しかし、飛行機の代わりにミスター・ハミックが出動すると、5カ月で全工程が終了することになる。"
アルゴリズムに支配される現代で、個々に最適化した、ユニークなアイデンティティを出すこともとても大事。
デジタル化がただの大量生産、大量消費の為でなく、"本物の技術"を提供するために、その阻害となる工程や要素を省き、価値を提供し易くすること。その価値を生み出し易い環境をつくる事。その様な観点で「DX」を捉えることも大事なのかもしれない。
着る頻度が減っても、年に一度、特別な時に着るスーツの価値は、逆に増える可能性もありそうだと考えてます。
たしかな技術力をもち伝統あるブランドは、太い顧客とのつながりをもっているので、
品質を落とさずにデリバリーする仕組みが整えば持ち直せるのではないか?
DX、DXと言われますが、根底のブランド(信頼)が大事であることは変わらないと思います。
職人たちは、全て自分でしかできないことをやっているのではないので、機械でも可能な部分は、どんどん機械化して、自分しかできないところに注力すべき…これは企業でも全く同じです。
あと、合理的に考えて、レベルを下げる部分も受け入れることも大事ですね。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
イギリスのビスポークテーラー、ハンツマンといえば、映画『KINGSMAN』に登場するエージェントの秘密基地は、ハンツマンの実在する店舗や什器をモディファイして撮影されていることでも有名です。
ビスポークで50万円ほど、1着仕立て上げるのに50時間以上かかるようです。
映画『007』でジェームズ・ボンドが着用するスーツも、近年ではイタリアのブリオーニからアメリカのトムフォードに変更され、今後公開される最新作でボンドを演じているダニエル・クレイグも今はTOM FORDのスーツを着用しています。
※ただ、TOM FORDはビスポークテーラーというよりラグジュアリーブランド?
このように、ビスポークスーツのテーラーとハリウッドの関係は年々強くなるばかりです。
そういう意味ではコロナ禍関係なく、数十年前からすでに、イメージのトランスフォーメーションを目指しているテーラーは数多いということ。