【世界4カ国】精子ドナー、それぞれの「リアル体験記」
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精子ドナーはどんな人で、なぜ提供したんだろう。精子バンク特集のこれまでの記事を読んで、そんな関心を持った方もいたのではないでしょうか。
特集5日目の今日は、さまざまなドナーのリアルな体験記を紹介します。そのうち2人は、自らが提供した精子から生まれ、ある程度成長した子の希望に応じ、直接会っています。
それぞれのエピソードを通して、その人の人生観が垣間見えると同時に、精子提供の仕組みやドナー情報の開示をめぐる社会的背景がわかるのが、取材していても非常に興味深かったです。
4人目の男性の話からは、個人提供に潜む大きなリスクも感じていただけるのではないかと思います。非常に興味深い特集で、意義がある論点が多々潜在的に埋め込まれてていると思う。一方、もちろん取材・執筆されている方も自覚されているとは思うものの、やはり取材を受けてくれるのは「美談」になりやすいケースに偏っているだろうし、そうではないケースの方が気になる。そして1人目の発言などにちらっと垣間見える、ともすると優生学に近づきそうな恐ろしさもあり、私達が見えていないものは何か?と心ざわつかせる側面もある。専門家の議論を知りたい。
いろいろな立場、国のルールが違う精子ドナーから話を聞きました。
アメリカは離婚が50%、そもそも家族というものの括りが広いことは理解していましたが、こう言った半分血のつながった者同士が、不思議なつなかりを築けることがあるのだなと驚きました。
一方で、必ず両方見なくてはいけないと思うのが、うまくいかなかった人たちの例です。インタビューしたドナーたちは基本的にうまく言ったパターンで、話もしやすい。また、将来の結果がまだわからないドナーは、思わぬ結果に直面する可能性もあるでしょう。
そう言ったことを常に見ていかないといけないと思います。
それであって、ジェラルドさんや、ティムさんのような体験は、聞いている方もこう言った形もあるのか、と世界を広げてくれると思います。