マザーズ上場・ポストIPOスタートアップのファイナンス (2020)
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ここ最近、マザーズ上場企業の資金調達が増えたのは大きな変化と言えるでしょう。特に2020年はNewsPicksの運営者であるユーザベースをはじめ、海外ABBの事例が多く、記事中のリスト以外にもJMDCが11月に海外を対象としたABBの実施を発表しています。
今後もこうした傾向は続くのではないでしょうか。
一方で、これによってマザーズ上場企業の資金調達が門戸が一気に開いたのかというと、調達している会社の多くはマザーズでも相応に存在感のある規模感の企業です。
多くのスタートアップにとって、依然として未上場段階の方が資金調達はしやすいことに変わりはないように見受けます。
IPO以降も継続的に資金調達を目論むスタートアップの場合、自社がそうしたオプションを採り得るのか、慎重に見極める必要があるのではないでしょうか。ファイナンスに関して海外での調達などグローバルな動きやABBの活用など大変勉強になりましたし、選択肢をより多く持ちベストな選択ができる経営者にならないといけないと自身の不勉強を痛感しました。
未上場時点での調達について改めてオプションを整理して、自社の成長戦略に照らし合わせてストーリー考えていきたいです。