ストリーミングに牽引され、音楽業界の売上は2030年までに倍増する
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日本はマーケットが小さいためSpotifyのようなストリーミングは海外レーベルと比べるとマネタイズが難しい面がある。
一方でライブやCDをリアルな場で販売していくビジネスモデル崩壊しつつある。日本のプロダクションは今後デジタライズドされたプロダクションが求められると考えています。
YouTubeやSNSで発信しファンを獲得することがマーケティングとなり、その後にSpotifyやライブ、MD、ファンクラブなど多様なビジネスを展開していくことが大事。
今までリアル→デジタル少しやる、ではなく、デジタルで接点を作り、リアルもやる、という順序になってくるのかなと考えています。音楽やってる立場、自分たちの曲をストリーミング配信している立場からすると、ストリーミングサービスは音楽業界を小さくしてしまうように思える。
一つは収益。
ストリーミングで100万円稼ごうと思うと、100万回以上再生されないといけないが、これは一昔前なら十分ヒットアーティストと言える部類。
一方、1000円のCDなら1000枚売れば100万円。
多くのインディーズアーティスト、新人アーティストからするとストリーミングで100万回聴かれるより、頑張ってCD1000枚売るほうが現実的。
もう一つはレコメンド。
新曲をリリースしてスタートダッシュが切れたらヒットチャートに載って、人気プレイリスト入りして、、とどんどん広がるが、そうじゃない場合、見つけてもらうことすら難しい。
SNSでバズるとかそういう偶発的なものを除けば、誰もが最初、能動的に探さないと出会えないレベルで活動している。
つまり、売れてるものはどんどん売れるが、売れてないものはにっちもさっちもいかない、、という状況。これは苦しい。
どんな業界も、受動的な層じゃなくて能動的な層に支えられている。
サブスクが広がると能動的な層が減ってしまいそう。この予測は信頼性があると思います。
ただし、現状J-Popには日本の1億人のマーケットしか無いと言って過言ではなく.ストリーミングでの音楽の売り上げは結果的に単価がCDに比べて激減するので(仕組みが違うので単純に比較出来ませんが、私の個人的なイメージでは1/10くらいです。)厳しい状況は変わらずだと思います。
YouTubeなどでの収入を含めてもCD全盛期とは比べものにならないでしょう。
後はファンクラブの活性化やライブでのグッズを含めて売り上げを上げていく事でしょうか、、、
プロダクション的にも製作費やスタッフなどの固定費を下げるしか無いのかもしれません。
でも、一番良い方法はグローバルで展開出来るアーティストを産んでいく事です。