「三方よし」に学ぶ、スタートアップの「対外的な折衝力」
コメント
注目のコメント
スタートアップは成長することで内部ステークホルダーよりも外部ステークホルダーとの関係性の重要性が増してきます。内部とだけうまくやれる会社は、どこかで成長のキャップが来たりつまずきかねません。
「外部との関係性は、いったん壊れてしまうと修復が難しい。株主やパートナーにある種の悪さをしてしまうと、年単位のダメージを受ける可能性もありますし、場合によっては取り返しがつかないかもしれない。業績に対するインパクトも、そういう時間軸で効いてくるので、毎年成長していた会社が複数年にまたがる負債を負ってしまうリスクも生じるわけです。」企業の継続的な成長実現には外部協力者との良好な関係が不可欠です。例えば上場を目指すスタートアップCFOであれば、上場後も見据えて証券会社、銀行、監査法人、弁護士と関係を構築していくことも重要なミッションの一つとなります。
交渉ごとは負けてはいけませんが、かと言って勝てばいいというものでもありません。不当に勝ちすぎてはいけない。
自社を取り巻くステークホルダーとフェアな関係性を築けているのか、あるいはトラブル続きなのか、ヘイト値の溜まり具合は事業の成長性を左右すると見ています。