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RCEPの後、中国は明確にCPTPPに加盟したいと態度を表明した。
日本が主導するFTAであり、中国をけん制するために一生懸命作った経済圏だが、
中国が入ってくるとどうなるか。まだ中国をけん制できるだろうか。いままでの努力は最終的に中国の加盟によってすべて中国のために頑張ったものではないか。
もちろんハードルを高くして中国の加盟を全力を挙げて阻止していくだろうが、
ベトナムも受け入れられるぐらいのハードルなら中国にとっては高いとは思わない。
あまりイデオロギーの色眼鏡、あるいは嫌中の感情で物事を見ず、経済は経済としてのルールでFTAを見てはどうかと思う。
とくに日本の新聞はRCEPとか、TPP、CPTPPを語る場合、かならず一言「中国をけん制する」云々を入れる。その気持ちはよくわかるが、牽制になるだろうか、
そのような牽制記事を書いてきた記者さんは、自分の記事を検証しないか。
自由貿易を推進し、保護主義を排するという決議も以前ならトランプが顔を真っ赤にして反対しただろうけど、何の抵抗もせず採択したということは、おそらくもう第二期の政権運営はしないということを自覚しているからなんだろうな。
今やAPECも参加国21ヵ国に拡大して政治ショーになってしまった。
当初80年代後半、EU統合、北米自由貿易協定のブロック化の動きから取り残された危機感から、日本発案で豪州提唱に仕立てた戦略的な仕掛けだった。

米国をアジアにコミットさせることが日本の戦略目標であることは、今もそうなのだが。トランプ大統領はそんなことお構いなし。

当初はメンバーでもなかった中国が政治的なパフォーマンスの場として利用しているのが実態。
APEC議長国のマレーシア首相は「APECは市場と国境を開かれた状態に保つために、後戻りせず保護主義的な措置に頼らないことを確約した」と述べた。トランプさんに対する皮肉がこもった言葉。また首脳宣言では、各国首脳は危機下での成長促進において、自由かつ公正で差別がなく透明性と予測可能性を備えた開かれた貿易・投資環境の重要性を確認したとの記事。そして、この記事で注目したのは、次の部分。
関係者によると、トランプ大統領は会議中に「議論を引き起こすような」発言をせず、主に国内問題や4年間の任期中の功績について語ったという。
トランプさんは発言を自重し、参加各国はトランプ大統領の発言に特別の配慮はしていなかったのだろう。トランプさんがレイムダック化したことを物語るAPEC会議だった。
気になるのは中国の積極的な動き。RCEPの署名を終えて、APEC会議で存在感を示し、米国抜きのTPPへの参加を表明した中国。米国が大統領選挙結果で国内か混乱し、コロナウイルス感染拡大で国内が疲弊し、バイデンさんが政権引き継ぎを実施できない状態で、千載一遇のチャンスと中国は考えている。そして積極的な政治、軍事、経済の攻勢に出た。最近の中国の動きは「インド太平洋構想、骨抜き作戦」といったニュアンスがある。日本外交のチャンス到来といって楽観しているのではなくて、強力な日米同盟を維持したい日本としては、そのあたりの流れをしっかりと見極めたい。