[ソウル 20日 ロイター] - 韓国外務省は20日、中国の王毅国務委員兼外相が25日から3日間の日程で韓国を訪問することを明らかにした。

韓国の康京和外相と、北朝鮮問題や新型コロナウイルス関連について協議を行うほか、習近平・中国国家主席の訪韓について韓国大統領府とも調整を行うとみられている。また、政権が交代する米国との関係も議題となる見通し。

習主席の訪韓は当初、今年初めに予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期となった。

康外相は先週の国会で、両国は習主席の訪韓を巡り特定の日時を協議していないとする一方、「新型コロナ感染状況が落ち着き次第、できるだけ早期に」実現する方向で調整を進めていると述べていた。

*内容を追加しました。