[ワシントン 19日 ロイター] - 米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は19日、次期財務長官候補を選定し、来週26日の感謝祭の前後に発表することを明らかにした。

バイデン氏は記者会見で、次期財務長官の人選について「われわれは決定した。民主党の進歩派から穏健派まであらゆる層に受け入れられる人物であることが分かるだろう」と述べた。

次期財務長官の有力候補には、イエレン前連邦準備理事会(FRB)議長、ブレイナード現FRB理事、ラスキン元FRB理事、アトランタ地区連銀のボスティック総裁らの名前が挙がっている。

指名された候補は上院での承認が必要となる。次期財務長官は公衆衛生・経済危機への対応や、バイデン氏が公約に掲げた野心的な目標の達成に向け重責を担う。

バイデン氏はまた、FRBの金利政策に支持を表明。「これまでのところポジティブだ」と述べた。

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