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(モルガン・スタンレーのEDレベルの方の文章が無料で読める良い時代です)
↓この部分ほんと仰る通り通りで好きです。
> 「機関投資家は、決まったフレームワークに基づいて企業分析をします。一方、企業側も、決まったフレームワークに基づいて投資家とコミュニケーションをします。したがって、ある程度似たような要素を開示する実務が定着しています。」
CFO/IR担当が機関投資家や金融機関に接する場合において、フレームワークを体得した人に伝わるようにビジネスを構造化してお話しをすると、「この人・この会社は、ちゃんと分かってるな。資本市場とコミュニケーションを行なうに足る一定のリテラシーがあるな。このレベルなら、もし資本市場を欺くようなことをしたらどんな罰が与えられるかについての理解と想像力もきっとある経営陣だな」と思われます。すると、信頼構築の第一歩の歩み寄りができます。資本市場との深いディスカッションはここから。
執筆者ならではのご経験に裏打ちされた外食とSaaSの共通点という論点もさることながら、企業側と機関投資家のコミュニケーションに通底するフレームワークのお話しもおもしろかったです。
私の知人の某CFOは機関投資家とのミーティングに臨む際、投資家さんが作ろうとしている財務モデルのセルに入れたいであろう数式を満たすようにコミュニケーションしているとおっしゃっていました。
記事には触れられていない観点から、別のアナロジーも。
外食について、個人でやっている一店舗業態から、マネジメントが必要な数店舗~数10店舗、そしてセントラルキッチンや教育システムなどまで必要な大規模チェーン展開まで、同じ外食でも経営のポイントは変わってくる。
SaaSも同様だと思い、より多くのユーザーに使ってもらうための機能追加とシンプル・直感性のバランス、時間が経ち規模拡大する中での初期には正しかったアーキテクチャー・プラットフォームを走りながら変えていく技術負債の話など、サービスの表からは見えない経営の格闘が色々ある。
ただ逆にこれだけ言ってれば済むとCFO/IRに思ってもらっても困るし、投資家サイドもこれだけ分かってりゃなんとかなると思ってもらっちゃ困る。モデル作るための数字を聞き出すことに専念するアナリストほど信用ならんものはない。