FAA、737MAXの運航再開承認 納入再開も

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注目のコメント

• 吉川 忠行

  Aviation Wire 社長 兼 創刊編集長

  ・2020年11月19日

  FAAが737 MAXの運航再開を承認。パイロットの訓練など条件を満たす必要がありますが、1年8カ月かかってFAAの飛行停止命令が解除されました。
  
  そもそも基本設計が1960年代後半の737をエアバスのA320neoに対抗して無理矢理延命したことが原因ですが、ボーイング社内でベテラン技術者の知見が軽視されていたとも聞いており、構造的な問題もあるように感じます。
  
  顧客軽視の三菱重工は論外ですが、民間機を作り続けている巨人ですらものづくりの現場がおかしくなっているようで、737 MAX固有の問題というよりは人類が向き合わないといけない問題という印象を受けています。