NTTが「GAFA対抗」なりえる為に欠かせない条件
東洋経済オンライン
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「GAFAにどの分野で対抗するのか」を明確にすることがまず大事です。
その上で、研究領域、開発、販売、ビジネス連携など、分業制ではなく大きなゴールに向かってこの巨艦を差配できる、組織設計とコーポレートストラクチャー、ガバナンス設計の改革が必須だと思います。
こういう話をすると極めて「政治的」と聞こえるかもしれませんが、そうではありません。こういう政治(=会社の設計図)こそがGAFAが成長し続けている背景にあると考えており、今回のドコモの100%子会社化という一手を踏み出した以上、NTTには覚悟を持って、この「大変革」をスピード感を持ってやり切って欲しいと思います。
インフラで勝利するためには、消費者のユーザー視点は必須です。なぜなら社会インフラを使うのはユーザーなのですから。B2BとB2Cを併せ持ちつつ、IT開発力と社会実装力の両輪を強みとして、社会インフラ設計を陰で支える圧倒的な存在になって欲しいと期待します。NTTの澤田社長は、本年3月のスマートシティ構想実現を目的とするトヨタとの資本業務提携発表の際に「GAFAへの対抗」を明言しました。また9月に発表されたドコモの完全子会社も攻めの戦略実行のためではないかと分析しています。NTTの企業分析を行うのとともに、NTTが本当に「GAFAに対抗していくための条件」について考察いたしました。お時間許す際にお読みいただければ幸いです。
“NECの新野隆社長とNTTの澤田社長は同じ京都大学アメフト部の出身という共通点があり、今回の出資もNTTから持ちかけたもの”
トップの意思決定が、京大のアメフト部のつながりから始まるとは