【仲暁子】なぜ、ビジネス職でも「クリエイティブスキル」を問われるのか
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注目のコメント
ウォンテッドリーの仲さんに、
ビジネス職のクリエイティブスキルの重要性について伺いました。
デザイン思考のように企画等でデザイナー的なアプローチが必要になるということは以前より言われていました。
今回はもう一歩踏み込んだ、実際にデザインをしたりプログラミングをするスキルがビジネスの現場でどう役に立つのか。
デザインはコミュニケーションツールだし、プログラミングも言語。組織でプロダクトに対して共通の理解を浸透させるためには、今後デザイナー以外でも求められていくのでしょう。
仲さんご自身の学生時代、そして経営者としての経験に基づいた膝を打つお話がたくさん聞けました。是非、読んでくださいね。別にこれまでもビジネス職でクリエイティブスキルは問われてたと思いますけど。
今後はAI化とかで機能的スキルは代替されますから、より今後は価値創造のスキルが重要になるということだと思います。クリエイティブなスキルも大きく4つあると考えてます。
① 建築、出版物、映像等のモノをデザインする技術的スキル
② トーンやパターン等の綺麗さを判断・作成できるグラフィックスキルや審美眼
③ 他人と異なる発想をひねり出す発想スキル
④ 親しみやすさ等の感じ方を調整する感情デザインスキル
以下、補足説明です。
①:その道何十年のプロの領域。ただし、テクノロジーの発展によって、②のスキルがある方ならすぐに中級者ぐらいにはなれる状況になってきているように感じてます。
②:同じくその道何十年のプロは桁違いな一方、学びやすいスキル。個人の経験とスタッフ教育の経験から、良いデザインを模写するのがてっとり早い。このスキルは基礎となり、これがあると簡単なHPや動画等は作成可能。センスの差も大きい。
③:学ぶのが困難ですし、できているか自信ない領域です。地頭力なのかもしれませんし、膨大なインプットやそれまでの経験や実績等が影響。ただ、デザイナーは「他と違うこと」が価値となるため、差を作る発想自体には慣れているかと。
④:コピーライターやUXデザイナーに必要なスキル。デザイナーの感性だけでなく、マス層の感性にも敏感である必要があり、そこにデザイナーにとっての壁がある。