米首都でトランプ氏支持集会 選挙結果に抗議
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「百万人のMaga大行進」"Million Maga March"(Magaは、Make America Great Again)と銘打っていましたが、1万人がいいところでしょう。
Proud Boysというのは、組織ではないですね。トランプ大統領が、大統領選挙中の討論会で、「その時に備えるのだ、Proud Boys!」と呼びかけたのがこの言い回しの始まりです。「大統領選挙の結果を受け入れるか?」という質問への回答で、質問には答えずに、カメラに向かってこういう呼びかけをしていました。
対抗勢力の、いわゆるアンティファ(Antifa、「反ファシスト」の略ですが、左翼やアナーキストの活動家のことで、これも組織ではありません)もかなり動員をかけてワシントンDC各所でトランプ派とにらみ合ったり、乱闘を繰り広げていました。
逮捕者と負傷者が数名出ているようですが、各地から集まったトランプ派には、「アンティファの脅威」を実感できる体験だったでしょう。
今回の「百万人行進」はこれといった主催者も無く、各地から参加者が呼びかけ合って集まりました。しかし、かつてスティーブ・バノンがそうであったような、プロバガンダ屋というか政治ゴロというか、のような何人か、たとえばアレックス・ジョーンズというような煽動家が、特に活発でした。彼らは、今後も不満を持つ層を煽動し、それがトランプ家かどうかはわかりませんが、また御輿を担いで勝負しようとするでしょう。トランプ氏の集会でよく見られる傾向ですが、問題は多くの参加者がマスクを装着せずに密集しているという点です。いくら屋外とは言え、これでは現状悪化の一途を辿る感染拡大に火をつけるだけです。
7100万人が票を投じ、トランプ大統領を英雄視している人たちがいる限り、こうした集会は続くだろう。バイデンは彼らを納得させることはできないだろうが、この人たちが民主主義を破壊したくなるほど絶望させてはならない。