脳に“刺激を与えない”ほうが人は創造性が高まる
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創造性を高めるには、さまざまな習慣を掛け合わせる必要がありますが、「刺激を与えない」というのは、「孤独」や「夢想」の習慣に通じますね。
=参考=
創造的な10の習慣
1. 遊び〜楽しいことで脳を刺激する
2. 情熱〜何かに夢中になる
3. 好奇心〜非日常の体験で限界を広げる
4. 繊細〜傷つきながら、深く感動する
5. 逆境〜辛い経験で成長する
6. 異端〜アウトサイダーでいる
7. 孤独〜ひとりの時間で考える
8. 直感〜無意識の声を聞く
9. 夢想〜自分と深くつながる
10. 瞑想〜観察し、点と点をつなげる
創造性の科学〜2つの思考、3つのネットワーク、10の習慣
https://note.com/ray_30cm_ns/n/nbe1e24250a71脳を刺激というと、直接電極を挿入し電気刺激を与えるtDCS(経頭蓋直流電流刺激)、その交流版のtDASなどが最初に思い浮かぶ。
tDSCはパーキンソン病の治療法(DBS: 脳深部刺激療法)としての実績も多いが、最近ではてんかん治療用のRNSが実用化され始め、さらにその装置の装着者を対象にした実験もある。
脳に電気を流せば記憶力がアップする
https://newspicks.com/news/3031326
また、非侵襲の脳刺激としてはTMS(経頭蓋磁気刺激法)や、低周波や超音波など色々可能。
真新しいものとして、オプトジェネティクス(光遺伝学)がある。ウィルスベクターなどを使い特定の脳神経細胞への遺伝子導入によって光応答タンパク(チャネルロドプシンChR)を発現させ、頭蓋に埋め込んだLED光源により特定脳機能のON/OFFを行う。この技術は早晩ノーベル賞を取るだろう。
神経細胞を光によって操作し、サルの手を動かすことに成功
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2020/06/press20200626-01-hand.html
ケミカルな脳刺激は、中枢神経を鎮静させるヘロイン、大麻等、興奮させるコカイン等、幻覚作用のあるLSDやMDMAなど、極めて多数の物質が知られており、改めて紹介することもないだろう。
また、バイオロジカルな刺激として、寄生虫感染というアプローチもある。
寄生虫が人の行動に影響? 感染者、起業志向強く
https://newspicks.com/news/3196312
脳を刺激するとは基本的にはこういうことだと思うが、記事を読むとどうやら脳ではなく感覚器官を刺激するもののことを指しているようだ。
それならば、耳の蝸牛を変調マイクロ波で直接刺激して音のようなものが聞こえるマイクロ波聴覚効果(フレイ効果)や、
米外交官らへの「謎の攻撃」、マイクロ波兵器か
https://newspicks.com/news/3288036
見ているだけでトリップすると言われるビデオドラッグ"Rainbow Candy"など(閲覧注意)
https://www.youtube.com/watch?v=PZO-wIPRZg4
など、様々な刺激のアプローチがある。
刺激は適切に。忙しそうにして創造力を低下させるより、ぼーっとして創造力を高める。
よくわかりますよね。目の前の仕事をこなすために頭を使う。使うというより思考停止に近くなる。
それより、一見ぼーっとしているようでも、頭の中では創造的なつながりができてる方がいい。
どんどんイマジネーションが広がっていく感じを体感すると、いろんなアイディアが出てきて面白いですよ。