「アツギSNS問題」女性担当者でも、ジェンダー炎上してしまうたった一つの理由
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注目のコメント
この件については、記事中によく分析されていて、それぞれその通りだと思うし、すでにHuffPost の記事についてコメントし共感もいただいているので、特に付け加えることはないが、ひとつだけあるとすれば、ブランドイメージとのギャップだ。
私自身は、男も女も、性的なものを一切排除した社会なんて味気ないし、あり得ないと思う。時には、特定の相手に対して、セクシーなタイツで「勝負」したい時もあるだろう。
ただし、それは、申し訳ないけれど、アツギではない。
アツギはやはり、膝丈セーラー服の女子高生のタイツのイメージだし、アツギの肌着はお腹の出てきた中高年の体型補正肌着のイメージだ。実際そういう商品を扱っている。間違ってもランジェリーではない。それはそれでの心強さがある。
そのブランドが、女子高生の延長レベルのイラストでセックスアピール路線の広告と取られても仕方のないものを作るから、失望させられる。ヴィクトリアシークレットなら、こんなことにはならなかったはずだ。
アツギのサイトで、タイツのパッケージを見たら、ちょっとセクシーラグジュアリー路線に行きたいと思っているように見えなくもないが、うーーん、それならそれで全社あげてのリブランディングプロジェが必要なのでは?
今はユニクロ路線の方がマスのように思われる中で、そもそもそうする必要があるのかどうか、疑問だが。なるほどなるほど。今までの炎上は、発信者が受け取り手の女性目線を理解してないことだったと分析されてきましたが、今回はそれだけでなく、企業のSNS販促の評価方法にも問題があった可能性があるんですね。
個人の投稿なら「おもしろいね」で済んでも、企業の公式アカウントがやるとダメなラインはある。また、炎上しないとしても、公式アカウントが中の人を出し過ぎて「痛く」なってしまう例もあるので、企業のSNSアカウントとの付き合い方は本当に難しい。
担当者のリテラシーの問題と言ってしまえばその通りですが、まず組織でチェックするのは前提ですね(それでも今回の問題は起きてしまったわけですが・・・)。
その上で、超えちゃいけないラインは「誰かを傷つけていないか」だと個人的には思います。批判を含む、ドロドロした感情を救い上げるアプローチは確かに注目を集めやすいですが、顔の見えないやり取りではかなり慎重になった方がいいですよね。
例えば日清さんはこのあたり本当に上手で、カレーメシとカップヌードルがディスり合う投稿が話題になってますが、カレーメシとカップヌードル以外は誰も傷つけていないですよね。日清さんのプロモーションは経営陣が相当深く関わって企画していると聞きます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0518e2a3a13e8232bcef34bb0110cd2a905bd21