楽天、赤字714億円に拡大 1~9月、携帯事業へ投資かさむ
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決算説明資料見たら、
コア事業(要は携帯以外の通販、トラベル、ファイナンスなど)は売り上げも二桁伸長し、営業利益もしっかり黒字で伸長している。
モバイル(携帯)部門は、TOPライン(売上)は伸びていて、営業赤字(設備投資や宣伝投資でしょう)。
特に問題ない決算だと思います。
FY20_3Q決算説明資料
https://corp.rakuten.co.jp/investors/assets/doc/documents/20Q3PPT_J.pdfキャリア参入の投資額がざっくり6000億円。5G入れて8000億円というのは、すでに発表しているので、ある程度の赤字は想定内。
モバイル事業は、手計算で年間1800億円くらいの営業赤字になりそうですが、速報メディア的には、こういう見出しがしばらく続きそう。
他の事業は、コロナが追い風になっていて、我慢のモバイルの初期投資期間にポジティブな要因になっている印象です。楽天トラベルの落ち込み具合、急激な回復がインパクトあった。
2019年度のZOZOと楽天ファッション関連事業の流通額を比較している。
ZOZOの2.3倍との主張だけど、かなり意識しているのでしょうか。
1-9月期の楽天モバイルへの投資が2,260億円。去年の同時期より1,250億円くらい増えてる。他の事業でカバーして黒字化出来るような投資額ではないので、想定している赤字なんでしょうね。
この投資の行き着く先が気になるけど、決算資料にある楽天モバイル申込者のうち15%が楽天新規ユーザー、新規ユーザーの35%が他の楽天サービスを利用、というところに楽天モバイルの未来があるのかな。
2020年6月に申込者数100万人。あれから4ヵ月で60万人増。KDDIとの契約はマイナス材料となるかも。
楽天モバイル関連では、FWAにも言及があったみたいで、ラストワンマイル的な使い方なのか、もっと広い範囲のバックボーンなのか、成否は置いといて何をしようとしているのか気になる。
海外事業の大幅改善として、kobo、Viber、VIKIが黒字化。
koboは日本でも使っているので、なんとなくでも理由は分かる。
ViberとVIKIはどんな感じで利用者と利益を増やせたのだろう。