経歴詐称と「盛った実績」のボーダーライン
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【ネコとの約束さえも守るということ】
ここでは「インテグリティ」と呼んでいますが、個人的にはこれを「クレジット/信用」と呼んでいます。
投資銀行はなかなか実態の見えにくいサービスを売っているだけに、Pitchbook(提案書) 記載されているキャリア、トラックレコードそのものが製品であり、クレジットになります。ですから、そこにウソが書かれていると、狭い業界なので、すぐに分かってしまい、その業界では仕事が出来なくなってしまいます。
また、時間を守る、いつまでに連絡をする、など小さな約束を守れない人は信用しないことにしています。大きなクレジットとは小さな約束の積み上げだからです。
私は銀行で中小企業の融資に長年携わって来ましたが、A4一枚のスカスカの事業計画書にあまり意味はありません。ただそれでも
そのA4一枚の計画書を「提出する」という行為に意味があり、約束を守れる人かどうかの判断軸でした。
ただし理由があって、約束を守れないこともあるでしょう。その時は必ず自分から連絡してお詫びをし、時間がかかっても、最後はその約束のリカバリーをすることです。
人間は、バカではないので、そういうところを「必ず」見ています。
注目のコメント
ベンチャー企業と投資家の方のケースはちょっとわかりませんが、転職時で言えば「ある話」だと思います。しかし、たまに転職の相談を受けたりすることがあるワタシの立場からすると「もっと盛れ」。それは「謙虚レジュメ」であることの方が、まだ多いように思うからです。自身のキャリア上の強みや市場性のある経験についての自覚が無い。むしろそっちの方が課題のような気もしています。
最終的には書き手の倫理観と誠実さの問題だと考えますが、転職の場合はきっちりとしたインタビューがある(はず)なので、それって本来わかりますしね。言い方を変えれば、採用側の責任者はそれぐらい見抜けるように突っ込んだ対話をしようね、と。こういう話なんじゃないかな、と思います。記事の中にある「インテグリティー」はとても大切ですよね。人間ってつくづく面白いなぁ、と思うのは、結局、人は「自分にないもの」を求め続ける限り、幸せからは遠ざかっていく、からかな、と思いました。
・なぜ既に十分優秀な人が「必要以上に」経歴を盛るのか?
・お金を持っている人が、なぜ、自分の権威や資産額を自慢しようとするのか?
それは「ブランドや信頼」だけはお金で簡単に買えないから、というのを成功された方だからこそ知っている、からだと思います。つまりお金を持っているからこそ、「お金で買えないものが欲しくなる」と。
なんだか、欲深くて、人間っぽくて、僕はとても好きです。笑
とても考えさせれる記事でした。ありがとうございました。YouTubeで炎上気味のビジネス系インフルエンサーの竹花氏など、昨今ネット上で「経歴詐称疑惑」が話題になっています。
スタートアップ界隈はどうでしょうか? 広い範囲を見渡せば少なくないでしょう。経歴詐称は論外ですが、いわゆる「盛った経歴」にグレーゾーンというのは存在します。というところで、メディア経験の長いCoral Capitalの西村がブログを書きました。
劇的に情報の流通が容易になった今の世界では、嘘をつくことのコストが加速度的に上昇し続けているので、長期的な視点に立てば、誠実であることの価値がどんどん高まってると思うんですよ。正直者が報われる社会。(ただし短期的取引を除く)