【CEO直撃】密かに1000億円企業になった、自動運転スタートアップ
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ゴールドラッシュの時代、元も上手に儲けたのは「ツルハシ」と「ジーンズ(Levie's)」という逸話は有名ですが、自動運転の開発に欠かせない「シミュレーター」は、21世紀最高のツルハシなのかもしれません。
2017年に創業したアプライド・インテュイションは、サンフランシスコに本社を置いている、自動運転のシミュレーション開発企業。エンジニア集団は、元グーグルやテスラの出身者で、とにかく開発ツールに特化したスタートアップです。先月の資金調達で、しずかにユニコーン企業になりました。
面白いのは、トヨタなど大手メーカーだけではなく、農機、掘削機、物流ロボ、シャトルバスなど「自動運転のロングテール」ともいえるビジネスがどんどん大きくなっているという話。華やかな自動運転ビークルの裏で、新しい産業のデファクトを狙う黒子企業のCEOのインタビューです。
ちなみに、過去に一度インタビューをしています。
「グーグルも勝てない黒子企業」
*https://newspicks.com/news/4329136アプライド・インテュイションは我々が大変期待している投資先の一つです。後藤さんもご指摘の通り、自動運転技術(センサー技術、画像認識技術等)は今後も様々なフォーマットがでていくことでしょう。しかしそういった様々な技術を横串で捉えることができる領域はどこか?という観点でアプライド・インテュイションは大変魅力的な会社です。
我々の投資先で自動車会社と深い関係を持つDrishti社(工場の生産性工場)含め、日本の自動車企業との連携は今後大きな可能性を秘めており、新技術との融合をこれからも継続して支援していきたいです。以前の記事ですが、
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/01616/
「開発されたソフトウェアのうち、直接自動運転をするためのものは1割。残り9割はその開発を支援するためのもの」という話。
強いソフトウェア企業はこういうことをしているのだと考えています。