IPO前後のスタートアップファイナンス新潮流(前編) - INITIAL
コメント
注目のコメント
今、スタートアップファイナンスは成長しています。
その変化として現れているのが、IPO前後ではないでしょうか。
未上場でのレイターステージは上場時の資金調達額に見劣りしない金額を調達することができます。
マザーズ上場後に目を移すと、これまで資金調達が実施されることは限定的であり、第二の死の谷とも呼ばれることも。しかし、過去5年に上場した企業を中心として、ファイナンスする姿が見られ始めています。
今回、そのような変化の中心におられる投資家、CFOをお招きし、彼らが目にしている景色と実感値を伺いました。
前編では上述の変化をどうみているのか、また、上場後ファイナンスを2回実施してある、マネーフォワードとユーザベースの事例をとりあげています。
CFOが何を考え、マーケットから何をきかれたのか具体的なお話を聞いています。
個人的にはマネーフォワード金坂さんが上場後、最初の調達した後、「増資決議から3割程株価が低下してしまったことを真摯に受け止めて、今後のファイナンスに活かそうと当時は考えていました。」と結果を語られた部分にいろんな思いが詰まっていると感じられ刺さりました。
現在のスタートアップファイナンスの全体感はこちらから
https://initial.inc/articles/startup-finance-2020h1IPO前後のスタートアップファイナンス解説記事を公開しました。
解説者はGMOPG副社長の村松さん、マネーフォワードCFO金坂さん、ユーザベースCFO千葉さん。御三方は経営経験に加え、投資サイドのご経験があることが共通点です。
特に事業成長をファイナンスで支える事例として、2社CFOが語るマザーズ上場後の資金調達事例の解説は必読です。
私が機関投資家だった3年前に比べて、いまのマザーズ市場ははるかに面白くなってます。
昔は時価総額の観点から機関投資家がみてるケースは稀でしたが、今はプレIPOの段階から運用会社や海外投資家が投資しています。
評価額1000億円以上のスタートアップが増えたこと、またメルカリ、freeeを筆頭に特にこの2〜3年スタートアップが上場後の成長を持続しているお陰ではないでしょうか。ほんの少しだけお話しさせて頂きました。
後編は頂いた質問への回答というカタチでもう少し出てきます。