中国「独身の日」 アリババ取引額は7・9兆円
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今年の独身の日は、政府からの消費促進もあり、昨年比200%近くまで伸びました。
さらに、娯楽の選択肢や消費対象が減少していることから、買い物への需要がさらに加速したと言えるでしょう。
一方で、独身の日キャンペーン前後の買い控え、その波動による生産や在庫調整の不安定さ、値引きによる価格崩れやブランド毀損など、裏側に潜む課題は多々あり、年々その課題感は増しています。
平準化や常時に売れるブランド創りが大事。
网易(ネットイース)は一部W11からの撤退を表明していたり、ハイブランドではそこまで注力をしないブランドも出てきております。
今年はコロナからの完全復活を世に訴える象徴的イベントになりましたが、この後の消費やキャンペーン依存の消費促進は、決して楽観的に見るべきではないと思います。楽天市場の「年間の」国内流通総額は3.9兆円です(2019年)。今回、アリババは11月1日からのカウントにしていますが、それでも7.9兆円という金額は凄まじい。昨年は11月11日のみで4.1兆円でした。