上半期経常黒字36%減、財務省 旅行収支9割超マイナス
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注目のコメント
直近9月分だけで見ると、経常黒字は季節調整値で▲18.9%減ってます。
8月分の黒字幅が大幅拡大した反動もあるのですが、最大の経常黒字縮小要因が第二次所得収支赤字の拡大です。
そもそも第二次所得収支とは、日本と海外諸国との間の無償援助の収支で、赤字幅が拡大しているということは、日本の海外に対する無償支援が拡大したということです。
何か思い当たる方がいらっしゃいましたらご教示いただければ幸いです。旅行収支9割超のマイナスについて
旅行収支(国際観光消費)=
訪日外国人の日本での消費「収入」ー日本人旅行者の海外での消費「支出」
なので、基本往来がなかったこの上期でもプラス1298億円だったのは、逆に奇跡的な数字かと。内訳が出ていないので、このプラスの根拠は、現段階では不明です。
追記)
この上期の訪日外国人旅行者数は33327名でした。
1298億円÷33327人=3894740円/人
う〜ん、、、日本人の海外での支出を仮にゼロだとしても一人あたり約400万円。国の首脳クラスとその周辺ですかね。旅行収支、を取り巻く業界には、当然、陸海空の運送業、宿泊業、レジャー産業などに影響があったと理解しています。
アクティブに動くということが制限され、国境が閉ざされ、鎖国している状況下の最悪シナリオであったこの底から、今後どうリカバリしていくのか、ワクチン開発の報もありましたが、今後の回復が、これまで通りになるのか、ポストコロナの状態を予測しつつ対応していきたいと思います。