[東京 10日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比247円46銭高の2万5087円30銭となり、大幅続伸してスタートした。2万5000円台を回復し、約29年ぶりの高値水準での推移となっている。米国で新型コロナウイルス感染症ワクチンの後期臨床試験(治験)で高い効果を示す結果が報告されたことを受け、経済活動再開への期待から世界的に株高となっている流れを引き継いだ。

東証33業種では、景気敏感セクターを中心に買いが先行している。鉄鋼、空運業、ゴム製品、保険業、銀行業などの31業種が値上がり、その他製品、情報・通信業の2業種は値下がりとなっている。