米大統領選挙 勝利宣言のバイデン氏 政権移行に準備加速
コメント
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ここ数日で、すっかり「訴訟を待たずしてバイデンに決まり」という空気になりましたね。
コメントを見ていても、陰謀論を唱える人もグッと減りました。
背景としては
①バイデンの圧勝だった
②共和党がトランプの切り離しを模索
③マスメディアの報道
④他国からの承認
が挙げられます。
②については、共和党が4年後の選挙を見据えています。
最近の動きを見ていると、トランプと心中する人より、決別を選ぶ人の方が目立つように思います。
トランプの訴訟やフェイクニュースを拡散する姿勢が、民主主義の危機として受け止められているのでしょう。
トランプは共和党内でも異端でしたから、共和党は元に戻るのでしょう。
③については、報道各社がバイデン寄りの報道を続けた結果でしょう。
世論調査や選挙の際、バイデン有利を積極的に発信してきました。
トランプは敵を作りすぎました。CNNやワシントンポスト、ニューヨークタイムスなど、多くのメディアが反トランプとして、バイデン有利を報じ続けました。
頼みの綱であったFOXニュースすら、バイデン有利を報じました。
選挙人の数も他メディアより多めに報じていましたね。
④については、各国からバイデンに向け、祝福のメッセージが届きました。
このメッセージを受け「バイデンで決まり」という空気が醸成されたように思います。
改めて、他国からの承認が正統性を与えるのだと実感しました。
しかし、いろんなプラットフォームを覗くと、世論は様々ですね。
NPは比較的バイデン大統領を受け入れている印象です。
Twitterは陰謀論者がかなり多く、ビックリしました。
世論をまとめるには、根拠ある正しい情報が必要ですね。
注目のコメント
「このところグッドニュースが多い」、米国の友人SNS投稿に昨日は多く見た。言わずもがなワクチンとトランプ。
足元コロナ状況ひとつとっても、一刻の猶予も許されない、当然だろう。もはやバイデン側としては次元は政権移行に全力を尽くさなければ後のち世論からの誹りを免れないという段階に移行しているのだろう。
先週末はトランプ首席補佐官、今日は住宅長官と、市中感染はもとより、他先進諸国に比べて閣僚、重要官僚に陽性が多すぎる。つまり国家機能中枢自らがクラスタを発生させ国民にばら撒いている、と言っても言い過ぎでは無くなってしまっている。
ダメ押しが昨日のワクチンとそれに伴う世界同時株高祭り。まるで世界人類によるトランプフェアウェルセレモニー。そのワクチンも発表もあえて大統領選終了を待ったのではという報道すらある。
これらひっくるめて冒頭の米国人の感想吐露となる。COVID-19に関しては、COVID-19 Transition Advisory Boardが結成され、メンバーがすでに選定されました。この早さからして、選挙結果の判明する前からある程度準備されていたものと思われます。
トランプ大統領によって免職となっていたBright医師や、The Checklist Manifestoなどの著書で有名なAtul Gawande医師などが選定され話題をよんでいます。
少なくとも感染対策に関しては、メンバーから本気度を感じます。
メンバーはこちらのリンクから参照できます。
https://buildbackbetter.com/press-releases/biden-harris-transition-announces-covid-19-advisory-board/結局バイデンになっても暴動は起きず、トランプが粘っていることでトランプ支持者も希望を失ってはいないが、暴力的に状況を打開しようとしていない。とりあえず最悪の状況ではないといえるが、そんな最悪を想定するのも悲しい。