ソフトバンクG純利益1.8兆円 4~9月、資産売却で
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引き続き、この会社の期間損益はその大半がファンド投資先の評価額増減による未実現、意味がないとは言わないが、重要とは言い難い。
GAFA等上場株投資はむしろ当決算期間はマイナス。組入れ額は1.7兆円ほどと大きいがうちAmazonが6.5千億円で4割近い事は注目。
情報革命を「率いる」というトーンはほとんど無くなり、AI革命に上場未上場関わらず投資して「儲けるんだ」というトーンにすっかり変わった。さみしくはあるが、けだし十分に大きくなった事、純粋投資会社に衣替えした事でまあやむなしだろう。
今回の発表会で一番驚いたのは、記者にMBOの報道について見解を問われた孫さんが神妙な面持ちで「ノーコメント」とだけ述べた事。
トロイカ体制と言われたが投資事業ラジーブミスラ、主要事業会社担当マルセロがボードから外れたことも、外野からはいくら勘ぐったところで理由はわからないが、大きいと思う。AI/NVIDIAが今の孫さんホットワードですね。
そこでSBがどういう役割やリターンを出せるかはこれからお手並み拝見ということだと思いますが、以下の戦略上の観点は間違いなく実行していくでしょう。
お金は多ければ多い方が良い、一方で未上場ユニコーンのリスクは大きく、単にAI革命に投資していくだけなら、既に上場しているGAFAやNVIDIAなどにも積極的に投資していくべきだし、その方がリターンもポートフォリオのリスクバランスも良い。さらにはより大きなお金を集める理由になる、ということ。
孫さん:「だからビジョン・ファンドで続々と増やすし、(投資先が)非上場株だけではアリババの成長が大きくなって比率が一向に改善しないので、上場株も含めて全体のバランスをより適正にしていく。ただアリババ株を売って多様化するのではなく、アリババ株はアセット・ファイナンスの担保として適切に扱っていく」投資会社だと思っていたが、投資銀行だと思うともっと、しっくりくる。
ゴールドマンの時価総額の2倍、15兆円の世界最大の投資銀行だ。
資金運用部門が積極的にGAFAに投資しているし、
引き続きアリババ株もNVIDIAも保有しているし、
事業として通信キャリアもヤフー事業もZOZOも保有している。
TMTに特化した世界最大の投資銀行が日本にあるわけだ。よい感じだ。