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「変わらなければ離婚される」ホールフーズCEO、アマゾンによる買収を"結婚"に例える

Business Insider Japan
アメリカの高級食品スーパー「ホールフーズ」のCEOジョン・マッキー(John Mackey)氏にとって、アマゾンによる買収はまさに"結婚"だった。そして今、ホールフーズは"離婚"されないように努力しなければならない。 ホールフーズとアマゾンの関係について、マッキー氏は11月4日に放送された『Frea...
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ホールフーズ創業者のインタビューはこちらもお勧めです。マッキー氏曰く、結婚もM&Aも相手のことを100%愛す必要はなく、98%気に入っていれば大成功。自身としてもパートナーのこともAmazonのことも98%は好き、ただし残り2%は煩わしい部分もある、と語っています。

https://www.bloomberg.com/news/videos/2020-10-22/the-david-rubenstein-show-whole-foods-market-ceo-john-mackey-video

他にも以下の話が面白いです。

・VCにはヒッピーによるヒッピー向けの食料品店と言われ投資を断られた
・IPO後、大株主だった父親と喧嘩して株を売らせ取締役会からも追放
・Amazonへの売却はアクティビストのJanaからの圧力が契機
・Jeff Bezosとの初会談から6週間で買収契約締結
アマゾン買収後、PBの導入、会員向け値引き、宅配などホールフーズが大きく変わったという記事がいくつか出ており、業績は改善するもののホールフーズの大切にしてきたものやブランドが毀損されている面もあるのかと思っていたので、ホールフーズ側のコメントとして「変化しなければ離婚される」という反応なのは意外でした
その意味で、ネットがリアルを支配するのではなく、リアル小売側もハッピーになるwin-winの仕組みを構築できているということでこれは強いですね
「生鮮Eコマースは難しい」

M&AのPMIはひとことでは表せません。単にベゾス/アマゾンが生鮮ECをやるだけなら、自前でやってもよいでしょう。あえて、1.5兆円という大金(アマゾンにとっては小さいかもしれないが、アマゾンにとって過去最大の買収)を払う理由がある。

生鮮ECは難しい。それをいやというほど知っているからこそ、ホールフーズが主体となるPMIを志向しているのでしょう。


ホールフーズCEOジョン・マッキー氏:
「だから、ホールフーズも変化している。でも、それはアマゾンに無理に押し付けられているからではなく、わたしたちが取り入れたいことを彼らがたくさんやっているからだ」
たしかに従来型の労働集約的な小売業とオンラインの雄アマゾンとでは全く企業カルチャーが違うでしょうね。このカルチャー面のPMIは相当なチャレンジと想像します。
記事としては尻切れトンボな感ありますが、Amazonとホールフーズ各社の意向がわかる内容。

やはり顧客起点での買収、統合の理想は「君臨すれども統治せず」これでWin-Winであり、互いに学び、吸収し合うカルチャー作りですね。
ホールフーズも会社のミッションとカルチャーがはっきりしている会社だと思いますが、Amazonとの融合がどうなっていくのを気になっていました。明確なのは、コロナ禍でも事業として成長できているのは間違いなくデジタル化のおかげ。いいところは残し、変わらなければいけないところは変えるということだと思いますが、実行するのは簡単ではないです。元々のホールフーズが大好きなので、いいところを残してほしいと思いつつ、進化する姿もみてみたい。
ホールフーズCEOのインタビューは買収による文化の融合の難しさを語っています。ゆっくりと時間をかけて文化の融合をはかれれば良いのですが、市場のスピードはそれを許してはくれません。CEOの危機感はインタビューでも読んで取れます。今後、思い切った手を打ってくるのかと思いますので、目が離せません。
ホールフーズにとってCOVID-19パンデミックは売上増になった。オンラインショッピングが伸び、PrimeNowも伸びたからである。

これによって従業員は疲れ切っているという。これまではリアル店舗の対応だけでよかった。販売はグローサリーだけでよかった。しかしいま、アマゾンとの結婚によって、オンラインの対応が増え、アマゾン製品の販売も加わった。

服装も自由だったけれど、ドレスコードが変わり制服ライクなものになったという。これに不満を抱いている従業員もいるとのこと。

リアル店舗では閉鎖がつづき、レイオフや解雇が当たり前になっています。そんな状況でも働き口があるだけでハッピーだと思わなければ・・・。アマゾンに離婚されてしまいます。
お互いのアイデンティティは尊重しつつ、それぞれが変わるという例えでしょうか???

この記事だけだとまどろっこしいですね。

早い話、
「Amazonに買収はされたけどアイデンティティは失っていないぜ!そりゃあ、変わらなきゃいけない部分はもちろんあるよ」
ということでしょうか?
ホールフーズといえば、"コンシャスカンパニー"としてケース化されているように、自身の強い価値観をドライバーとして、単純に効率性を追う経営とは異なる路線で成長してきた会社です。

Amazonはそのことを理解した上で買収しておりますが、一方でDNAとしては、合理性や効率性をドライバーに成長してきた会社でもあります。
そのためホールフーズからすると、結果を出し続けないとAmazonが心変わりするかもしれないというプレッシャーを感じていて、離婚という表現になっているのかなと思います。

自らが強いアイデンティティを持つからこそ、必要ならば異なる文化の会社とも組みますし、相手も強いアイデンティティを持っていることを理解して甘えずに結果を出し続けようとする、強い会社だなと思います。

業績

Amazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム・インク、/æməzɒn/)は、ワシントン州シアトルに本拠地を置くアメリカの多国籍テクノロジー企業である。電子商取引、クラウドコンピューティング、デジタルストリーミング、人工知能に焦点を当てている。Google、Apple、マイクロソフト、Facebookと並ぶアメリカの情報技術産業のビッグファイブの一つである。 ウィキペディア
時価総額
195 兆円

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