ファーストレディーと教職を両立か、ジル・バイデン夫人の挑戦
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注目のコメント
「ジル夫人が教職を続ければ、彼女はファーストレディーという立場に対する期待と縛りを一変させることになる」
今までファーストレディーは本業のキャリアと両立させられなかった、って知らなかったです!
ファーストレディー自体が大変な仕事なんだろうけど、これで変わったらすごい。
「米国にはいつか必ず、大統領の配偶者が男性という時代が来る。そうなれば、誰もその男性には本業のキャリアを断念しろとは言わないと思う」
ルクセンブルクのベッテル首相のパートナーで建築家のデストネ氏という先例もありますもんね。
今回は副大統領のハリス氏の初の女性副大統領(ちなみに、「私は女性として初めての副大統領だが、最後ではないだろう」っていう演説は本当に素敵だった)という話題もあり、Diversityについても価値観が変わっていきそうで楽しみです。ファーストレディーになる過程で自らのキャリアを諦める事を選んだ直近の事例としてはミシェル・オバマですね。弁護士出身で行政や大学病院などの幹部としてキャリアを積み上げていましたが、夫の大統領選出馬にあわせて最終的には休職を選択しました。
トランプ時代にも大統領職とトランプ家のビジネスとの関係で様々な問題があったように、仕事を続けるにしてもケースバイケースで考えなければならない点はあると思いますが、来る女性大統領の時代に向けて夫を支える主婦的なステレオタイプを変える必要があるのは記事でも指摘されているとおりだと思います。
ちなみにバイデン夫人はイタズラ好きだそうで、副大統領夫人時代にも政府専用機の客室のオーバーヘッドコンパートメントに身を潜めて、スーツケースを中に入れようと扉を開けた人を「ばぁ」と驚かせたエピソードがあるそうです。
(追記) このThe Daily Showのインタビューが良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-D1r91Ffgcg
教職はもちろん、この手の事柄についても是非ともマイペースを継続してもらえればなと思います。
教えている生徒からは"Dr. B"と呼ばれ副大統領夫人だとあまり知られていなかったと語る彼女ですが、自分は仕事と家庭のバランスをやりくりする普通の働くアメリカ人女性と同じと語るのが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=6KJQIf64Zycそもそもファーストレディという言葉を見直した方がよいと思います、
それはブラウワー氏の次の言葉に体現されています。
「米国にはいつか必ず、大統領の配偶者が男性という時代が来る。そうなれば、誰もその男性には本業のキャリアを断念しろとは言わないと思う」
ドイツのメルケル首相の夫も科学者ですし、大統領の配偶者のイメージを一新して欲しいです。
そして、日本にもそういう日が早く来ることを願います。