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間違いなく暴落路線まっしぐらでしょう。既に外貨準備も年初来で半分以上減っている。いったいどうやってリラを防衛しようというのか!
とうの昔に記憶から消し去って久しい自分のトルコリラ債がどうなったのかはともかく、トルコはバイデン大統領誕生で最も大きな影響を受ける国の一つでしょう。
バイデン氏は元々強硬な反エルドアンで、かつて公然とその退陣を求めたり、クーデターを扇動するかのような発言をしたことさえあります。
こうした事を考えると、バイデン政権でトルコは更なる窮地に立たされる可能性はかなり高いと思われます。
トルコはバイデン当選を見越して外貨調達ルートを多用化すべく国際金融マーケットへの復帰を試み、リラ防衛のため政策金利を断続的に引き上げてきましたがここに来て打つ手を失いつつあります。
もう1段階のリラ安は必至としても、その後の動向はバイデン政権の対中東政策いかんにかかっていると言えるかと思います。
トルコリラが高金利たる所以をいかんなく発揮してますね。
高金利だけで飛びつくと大変なことになる典型的な通貨です。
トルコを先進的な民主国家にすることを掲げ、経済構造改革を断行して年率数十パーセントに達するインフレを退治したのはエルドアン氏だったはずなのに・・・ 2000年代半ば以降インフレ率は10%未満に収まって、その状態が10年以上に亘って続いたものでした。グローバル化し緩和マネーが溢れる世界でインフレ率を決めるのは、国際的な資源の価格と為替です。2014年頃を境にトルコリラが安値に向かうとインフレ圧力が高まって、近年は10%を超えて来た。「通貨リラがドルに対して記録的な安値を付ける中」、更に通貨安を生む方向にエルドアン氏が誘導するとなると、昨年訪れた時はさして苦しそうに感じなかった国民生活が変わりそう。
我が国では円安を歓迎する声が強いけど、通貨の強さは基本的には国の強さです。エルドアン大統領が対内的に強くなるぶん通貨が弱くなる状況は、エルドアン氏の素晴らしい経済運営手腕にかつて目を見張った身として寂しいものを感じます。勢力圏を巡る他国との争いが絡んでくると、経済的な損失は2の次になるのが世の流れ。親日とされた国民の生活の行方が心配です (・・;
政策金利が10.25%もあるとは…日本にいると嘘みたいな話ですね(笑)
TRY/JPYの月足チャートを見ても、ここまで綺麗に右肩下がりのチャートは見たことがない(笑)