熱気なき29年ぶりの株高 日経平均一時91年並み水準
証券部 二瓶悟
6日の東京株式市場で、日経平均株価が1991年以来、29年ぶりの高値水準まで一時上昇した。米大統領選・議会選がバイデン大統領、上院共和の「ねじれ」でほぼ固まり、低金利の下で緩やかな景気回復となる「ゴルディロックス」が定着するとの見方が金融市場には広がった。ただ、選挙後3日間で1000円を超える上げを主導するのは人工知能(AI)やパッシブの投資家で、淡々とした熱気なき株高の様相が漂う。
「目立った...
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