中部夏期特集:酒類有力メーカー動向=宝酒造東海支社
2014/07/22, 日本食糧新聞
●「澪」で新ユーザーを開拓、好調
“松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒”(写真)の販売が好調に推移、宝酒造東海支社は4月以降、量販ルートで清酒や瓶RTD、ワインなど他カテゴリーと合わせて売場でスパークリング商材を集合陳列する「スパークリングカテゴリー提案」を推進中だ。また業務用でも飲食店でのフェア実施により消費者の飲用実体験を拡大している。
同商品はコメと米麹に由来するほのかな甘さと爽やかな泡立ちが楽しめるスパークリング清酒(アルコール分5%)。昨年秋からは販売ルートも拡大し、「清酒ユーザーだけでなく、スパークリングワインや瓶RTDユーザーなどからも流入が見られ、新しいユーザーの開拓につながっている」(同支社)と好評ぶりをアピールする。
全ルートでの販売に合わせ、広告タレントには女優の杏(あん)を起用し、“松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒”の上質な世界観を訴求。20~30代の女性を中心に、幅広い層の顧客から支持を得ている。また国内での販売に加え、昨年から本格的に輸出も開始。アメリカをはじめ、香港やシンガポールなどのアジア各国やヨーロッパなどエリアも拡大し、販売も好調に推移している。商品(ガラス瓶)は150ml・300ml・750mlを品揃え。参考小売価格は150ml・285円、300ml・475円、750ml・1187円となっている。
(西川昌彦)
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