ショーン・コネリーさん死去 90歳 「007」のボンド役 BBC報じる(毎日新聞)
Yahoo!ニュース
5Picks
コメント
注目のコメント
ショーン・コネリーが死んだ。私にとってのコネリーはなんと言っても「アンタッチャブル」のシカゴの地元警官。主役はエリオット・ネス役のケビン・コスナー。この役を受ける当時、コネリーは007の幻影に囚われて、失敗作に出続けてキャリアは終わりかかっていた。
コネリーに提示されたのは、地元の老警官役だ。コスナーのメンターになるが途中で死ぬ。
俳優エージェントのマイケル・オービッツはこの役をうけるべきだと考えて、コネリーを必死に説得する。
「でも主演じゃない」「それに映画の途中で死ぬ」と様々な理由をつけてコネリーは断る。オービッツは、コネリーが単に年老いたメンター役を演じるのが嫌だということを見抜いていた。
「この役を演じる必要があります。かつらも外して。時がきたのです」
コネリーは渋い脇役にまわり、映画は成功、コネリーも生涯唯一のオスカーを助演男優賞で受賞する。
人は成功体験に囚われる。が、いつか路線を変えて新しい境地にいどまなければならない。