「コンテンツメーカー」ソニーが狙う配信大手への進化
日本経済新聞
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サブスクリプション化については、真っ先にNetflixとの競合関係が想定されますが、クランチロールをベースに、どのようにゲームとアニメという2つのコンテンツを架橋した独自のサービス展開をできるか、というところで差別化を図っていく、ということかなとは思います。SONYには音楽コンテンツも有り、かつ画像センサーやエレクトロニクスなどのハードウェアもあるので、これらを統合したサービス開発の速度を加速させることが今後の方向性なのでしょうね。是非実現して欲しいです。
もう一歩踏み込んで考えてみると、Netflixはもともとは映像のレンタルからスタートし、データを活用した映像配信、映像制作へと事業ドメインを変えてきました。一方、AmazonはECベースからAWSとコンテンツへと展開しています。Spotifyは最初からずっと音楽配信にフォーカスしています。
このように考えると、それぞれ出自というか、もともとのコア・コンピタンスがあり、それの活用の中でドメインが拡張や変化していると言えます。だから独自性があり、それが結果としては競争力を生んでいると言うか。
SONYの場合それは何だろうなと思っています。エレキやセンサーがあるのは一つのコアだと思うので、ハードウェアをうまく絡ませつつ事業展開していくことが出てきたら、これは相当に独自性があり、面白いと思います。ソニーがアニメ配信のサブスクビジネスを傘下におさめると、
ゲームのサブスクと合わせて、重要かつ安定的な収益源を築くことになる。