【亀山×BASE鶴岡】高い期待値に起業家はどう向き合うのか

DMM.com 取り仕切り役　会長

「亀っちの部屋」Season2。DMM.com会長の亀山敬司氏がゲストを迎えて脱力系ながらビジネスの本質をつく対談企画だ。

今回のゲストは「BASE」代表の鶴岡裕太氏。BASEは誰でも簡単にネットショップを作れるサービスで、加盟店数が80万件を超えた2019年にマザーズ上場を果たす。

今年に入ってからは、コロナ禍で来客が減った飲食店の登録が相次ぎ、加盟店数は120万件まで急増。需要が大きく伸び、株価の時価総額は上場時の10倍を記録した。

しかし、創業した2012年当時は「大手プラットフォームに出店しないとネット通販で売れるわけがない」「儲からないんじゃないか」と各方面から言われたという。

そのとき鶴岡氏は、何を信じて個人・スモールビジネス向けのサービスを作り続けたたのか。また現在の周囲からの期待値に対して、何を思うのか。

また創業前、家入一真氏が運営する若者向けシェアハウス「リバ邸」に住んでいた鶴岡氏。後編では、その頃からの古い付き合いだという亀山氏と当時を振り返る。

音声はこちらからお聞きください

コロナ後の成長企業と言われるが

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亀山敬司
DMM.com 取り仕切り役　会長
・2020年11月01日
今もっとも注目銘柄「BASE」代表の鶴ちゃん。株価が上がっても調子に乗ってないのが、彼の一番の強さだね。
清水勝彦
慶應ビジネススクール教授
・2020年11月01日
いつも「今年がピークかもしれない」と思いながら仕事してる、という言葉、ハッとしました。最近、なんだかんだ言って流しているかなと反省。外からの刺激がないと、いつの間にか「勘違いしちゃいけないと危機感を持っているんです」つもりで、そうなってない、酔っぱらいが酔ってないという状態に陥りがちだなと。
合楽仁美
ライターバーとパンダと旅が好き
・2020年11月01日
みなさん、お気づきでしょうか。
鶴岡さんと亀山さん。鶴と亀！なんておめでたい！！
ということで、バナーでもおめでたさを表現してみました。

このコロナ禍で巣ごもり中、応援の意味もあって飲食店やコロナで困っているお店の商品を何度かネットで購入したのですが、なじみのレストラン（それまでネットショップなし）で利用したのもBASEでした。
その背景には、鶴岡さんが言うようなバタバタや判断の難しさがあったんですね。