ファナック、通期の営業利益を従来予想の2倍以上に上方修正
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注目のコメント
コロナで「元々人手がかかっていた業界」、例えば飲食や接客などは如何にして人の関与/接触を避けるか、オンライン化/ロボット化がメディアでも散々議論されている。
実はそれ以上に「元々非人力化が進んでいた業界」の方がますますその方向が加速するのではと思う。
コロナは社会の分断、人の介在余地の縮小、というトレンドを生み出した。分断は地産地消のトレンドとなり、ノウハウに依存しないロボティクスや自動化の恩恵が大きくなる。今後も間違いなく伸びる分野。頑張れ、日本!
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2021年3月期の連結営業利益予想を従来の385億円から前年比3.3%減の854億円に上方修正した。新型コロナウイルスで落ち込んだ需要が、4ー9月期に中国でいち早く回復、他の地域も後半から緩やかに戻してきたとしている。この先もIT関連、ロボットの需要増が見込まれるという。現在アメリカ市場での最大の焦点は「物流・ロジスティクスのロボット化」。この緑色のロボットは、人と接して働いても安全な「協働ロボット」で、製造業だけでなく、物流での利用が進んでいます。
製造業ほど定型化できない流通においては、いろいろな形でAIとソフトウェアの比重がより大きくなります。日本企業の苦手な部分ですので、思わぬ伏兵に負けないように、頑張って欲しいです。
なんせ、物流ロボットで世界最大のプレイヤーはアマゾンですから。