三菱重工、風力発電機器の販売会社 北欧の世界大手と
日本経済新聞
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注目のコメント
↓このストラクチャーに驚き。出来上がりはMUFGのモルガン・スタンレー出資と日本でのJV化のような投資ストラクチャーになりそうです。
> 「新会社には三菱重工が過半を出資し、ヴェスタスの機器を販売する。両社はこれまでデンマークにある折半出資会社「MHIヴェスタス」を通じて洋上風力発電用の機器を欧州中心に販売していた。」
> 「三菱重工はMHIヴェスタスの持ち分をヴェスタスに売却し、ヴェスタス本体に出資する。同社に社外取締役も1人送り込む予定だ。」開発・製造の方はヴェスタスに握られてしまっているから、地の利と組織力を生かして日本とアジアで販売事業。
理にはかなっている(というかそれしかない)が、問題は利益確保ですね。
再エネは今、熾烈な価格競争中でメーカー直販が普通。今後中国も出てくる。
そこにコストセンターを追加でぶら下げるのは、かなり厳しいし、二桁利益は確実に無理。
本当はヴェスタスを買収するのが一番良いんですけどね。あれですかね、今まで折半出資だったので、三菱重工としては持分法投資損益での連結で売上高や営業利益への貢献がなかったため、販売会社化にした上で、PLを全部取り込むためにMajorityを得られるようにした。
ヴェスタス側からすれば、当該販売会社への供給にて売上&利益が確定し、顧客への販売部隊を持つ固定費削減や、販売後の問題が起きた際のリスクも一定程度ヘッジできるので、メリットも大きいと感じたのかも、との勝手な推測をしました。