千葉知事選 鈴木大地氏が一転、出馬断念 森元首相も反対
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産経の独自ネタです。推測するに、森喜朗氏の反対が大きかったように思います。五輪を守る立場からは、五輪を利用したかのようにも受け取られかねない鈴木大地氏の擁立は好ましくないと判断したのでしょう。それに対抗馬となる熊谷氏は強いです。勝算を立てるのは、なかなか難しそうです。スポーツ庁で苦労してきた鈴木大地氏を傷つけたくないとの思いもあったと察します。政令市長から知事への転身はあまり聞きませんが、熊谷知事誕生の可能性が強まったと思われます。
対抗馬とみられる千葉市の熊谷市長を、公明党が支持する動きがあるようです。また千葉県は国会議員よりよりも地元県議の意向が強い風土のようです。千葉県内の議員の意向も割れていたようで、こうしたことから鈴木大地氏側の厳しい意向を森氏が代弁した形かもしれません。
保守分裂が各地で起き、先日の富山県知事選では自民党が推薦する現職が敗北を喫しました。千葉県知事選でもそうなる可能性は否定できず、そういう意味では撤退するというのは理解できなくはないですが、森元首相の一声という力学が働くというのは個人的に想定外でした。