日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
56.9 兆円
業績
FA、公共、重電、交通、自動車機器、宇宙、通信、半導体、空調機器等、幅広い分野で展開。選択と集中を徹底し、既存の主力事業であった携帯電話端末、半導体のDRAMとシステムLSI、パソコン、洗濯機から撤退。ビルシステム事業では国内トップ、新興国へも進出中。宇宙分野にも積極的。
時価総額
5.22 兆円
業績
総合重機国内最大手。ガスタービンや原子炉などエネルギー関連、製鉄機械など大規模機械・プラント、物流機器、防衛・宇宙分野の機器などを手掛ける。脱炭素に向け、エネルギー転換や各種機器の省エネに注力。
時価総額
4.12 兆円
業績
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トヨタに社員出向 ANA要請へ
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【独自】ANA、トヨタに社員出向受け入れ要請へ…3500人削減(読売新聞オンライン)
1Pick
<想定される風景>
●雇用を切れないのでリストラ予備軍の実質的な肩たたきになっている
●優秀な人は出せないのであまりスキルの高くない人を取引関係などから、例えば下請け企業に押し付けている(ある種の優越的地位の濫用)
●受け入れた方も、受け入れざるを得ない事情はあったが、現場では使えないのであまり仕事が振れなかったり単純労働くらいしかなく全くコストに見合わない
●本人も出向先で下手に実績を残してしまうと戻れなくなるので頑張らない
などなど。。。
これらの人達からすると、出向ではなく解雇が正解となるからだ。
同時に、従業員の雇用は極めて不安的になる。
優勝劣敗のアニマル経済になる。
同時に、経験やノウハウが蓄積されなくなることで、会社の競争力は劣化する、
雇用関係を断ち切らずに、軟着陸しようとするのが出向なのだが、それでも、個々の出向には、慣れない仕事によるストレスや事実上の肩たたきもあるから、そんなに簡単ではない。
ANAの場合は、「可能な選択肢をすべて当たる」という姿勢が評価されますが、三菱重工がここまでやるというのは…どうなんでしょう。
いやしくも「三菱御三家」でしょ。
それもですが、気になったのは最後の方。
〉〉過去最大の最終赤字と構造改革計画を27日に発表したANAは、12月までに家電量販店のノジマ<7419.T>、高級スーパーの成城石井など約10社に100人、来春には400人以上を出向させることを明らかにした。ノジマではコールセンター業務に従事するほか、成城石井では店舗スタッフとして働く。そのほか、ホテルのコンシェルジェ、企業の受付・事務・企画などの業務に就く予定
出向先が幅広い。ANAのサービスが持ち込まれるとなると、受け入れ先も利点が大きく、活性化されそうです。
他の方も事例を挙げていましたが、優秀な人は抱えておきたいという心理が企業(重工)側には働くので、どうしてもボトムにいる人から出していくことが想像されます。
となると、受入側としても忙しいので、
慣れない仕事×あまりできない人=教えられない+仕事任せられない
が発生して、どうしても殺伐とした状況になることが推察されます。
上記が予想できる中で、重工労組としてもこれを飲まざるを得ないほど、三菱重工が厳しい状況に立たされていると考えざるを得ません。
ご参考
https://newspicks.com/news/5332483?ref=user_150605
三菱のスペースジェットについては、下記が先日報じられていました
三菱国産ジェット事業凍結へ 開発費巨額に、コロナで需要消滅(共同通信、10月22日)
https://newspicks.com/news/5327078