ガートナー「2021年の戦略的テクノロジートレンドのトップ」を考察--"挙動のインターネット"など
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注目のコメント
プライバシーが置き去りにならなければいいけど。。
技術の詳細は調べ切れていないけど、いまでも同様のことはあるかもですね。ブラウザのフィンガープリントと似たような印象を受けます。IoBは、ブラウザの外も対象になるって感じですかね。プライバシー保護的には、懸念点多そうですね。
フィンガープリント=ブラウザで取得できるUser AgentやOS情報など複数の情報を組み合わせることによって、ユーザーを識別する方法。
>挙動のインターネット(Internet of Behavior、IoB)。IoBとは、位置情報トラッキングや顔認識技術などの個人を追跡する技術を組み合わせてそのデータをつなぎ合わせ、購買行動やデバイスの利用などの人間の行動イベントと結びつけるものだ。同社によれば、2025年には、世界人口の半数が1つ以上の民間あるいは政府が展開するIoBプログラムの対象になるという。> AIエンジニアリング
手作りだったのが使えるフレームワークがかなり増えてきた印象です。
DataOpsやModelOpsはDevOpsというソフトウェア開発の分野でのプラクティスをAI系のプロジェクトに適用する考え方ですが、一つキーワードを加えるとすればCD4ML(Continuous Delivery for Machine Learning)ですね。これは継続的デリバリ(Continuous Delivery)というDevOpsで使われる方法論の一つをAI系のプロジェクトに適用するものです。
https://martinfowler.com/articles/cd4ml.html「挙動のインターネット(Internet of Behavior:IoB)」
これは面白いです。書いてある通り、実にすでに受け入れていることが多くて、データの活用が上手く行われていないだけ。この間読んだデジタル広告の研究によると、データ収集が多すぎる、かつ、汚いデータが多いためうまく紐づけないそうです。
もう一方、プライバシー懸念が (やっと) 世の中に浸透し、多くの消費者と一部の企業は個人情報に気を付けていますので情報収集は困難になる可能性があります (実際に法的規制がない限りビッグプレーヤーにさらに集中されるだけだと思いますが)。
どちみち、セキュリティ市場はさらに仕事が増えるでしょう!