ANA、787で中距離国際線LCC新設 アジア豪州方面、エアージャパン母体で22年度就航へ
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国際線中長距離LCCは、実は鬼門です。エアアジア、ノルウェージャンなどいくつかの大手LCCが参入しましたが結果はあまりかんばしくありませんし、香港やタイなどいくつかの国では何社も経営破綻の例もあります。
JALのZIPエアが中長距離LCCに参入していますが、いまだに世界の航空業界ではうまくいかない可能性のほうが高いと評価しているのです。今は貨物でつないでいますが、本格的に国際線が復活したときにどうかというのは未知数です。
ANAがZIPの猿真似をするのだとしたら、後発であることもあり、うまくいく可能性はさらに下がります。
仮に猿真似でないとしたら、ANAは今までの幅広い客層を狙った総花的な戦略を切り替え、ANAブランドはビジネス需要が見込める国際線の幹線に限り、観光需要が多い路線はLCCにしてしまう戦略なのではと考えられます。
国内線も羽田以外のものの多くがANAでないブランドで運航されるとすれば、セブンイレブンに乗っ取られたイトーヨーカドーのような見た目になる可能性もあります。