AMD、同業のザイリンクス買収 米で半導体再編、3.6兆円
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注目のコメント
山崎さんがすでにコメントされているが、XilinxはFPGAを作る会社。半導体の種類としては同じロジックだが、CPUとGPUも同じロジックなわけで。半導体のビジネスモデルという観点では、AMDもファブ売却して戦略転換したので両社ともファブレスで同じ。
FPGAについて、以前はIntelが買収したAlterraと2トップだったと思うが、確かXilinxの方がシェアが高まっていたと記憶。Huaweiの基地局などにとっても重要な部品。
元々XilinxはTSMCをファンドリーに使っていたはずで、最近はAMDも自社の製造設備をスピンアウトしたGFから、TSMCにシフト中。
半導体大手の動向という点では、IntelがCPU+FPGA、NVIDIAがGPU(+ARM、ただこれは成立しないと思う…)、AMDがCPU+GPU+FPGAという構造になる。GPUやその応用ではNVIDIAがAMD(旧ATI部分)をかなり突き放している印象はあるが。一番ラインアップが広くなるのがAMDとなる。
※下記報道時のコメントのほぼ転載
https://newspicks.com/news/5290773Xilinx はFPGAを得意とする会社さんで、AMDの汎用CPU/GPUとは違う感じです。
FPGA とは、演算ユニットがたくさん並んでいてユーザーがプログラムすることで所望の性能を得るというもの。
専用チップよりは遅いけど、CPU などの汎用プロセッサに比べたら早い。
競合の買収というよりお互いの相補効果を狙った買収だと思います。
深層学習の流行によりFPGA による高速化もまた注目を集めています。AMDがATiを買収し随分と時間が経ちますが、今回はFPGA強いXilinxを買収するということなので、
今後もCPUにFPGAに統合してディープラーニングに活用する動きが続くということでしょうか。
nVidiaがGPGPUでリードしAI分野で目立っていますが、もともとATiはStreamというので先にGPGPUを打ち出していました。しかし、ソフトウェア周りが弱く使い勝手が良くなかったのが敗因だと思います。その後IntelやAppleを巻き込んでOpenCLというデファクトスタンダードを作りましたが、cudaにやられっぱなしですね。nVidiaはソフトウェアエンジニアをかなり雇って力を入れていたと聞きました。
AMDがXilinxの強いFPGA資産を活かすには、nVidiaの様にソフトウェアの強化が重要な様に思います。