[27日 ロイター] - スペイン国家統計局が発表した第3・四半期の失業率は16.26%となり、第2・四半期の15.33%から悪化した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は15.9%だった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響が続いている。

この数字には、一時帰休の対象者や一定基準に満たない失業者は含まれておらず、実際の失業率は更に高い可能性がある。

失業者数は第2・四半期から35万5000人増加し、372万人となった。増加幅は2012年以来の大幅なものだった。