ANAホールディングス株式会社(エイエヌエイホールディングス、英語: ANA HOLDINGS INC.、略称: ANAHD)は、東京都港区に所在する日本の会社で、航空輸送事業を主力とするANAグループの持株会社である。 ウィキペディア
時価総額
1.07 兆円
業績

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大型航空機をとっとと退役させたり(特別損失計上)、トヨタへの出向、早期退職勧奨制度の活用、賞与カット、年収3割カット等々すべてwith/afterコロナを前提とした経営環境への備えです。
ANAの経営もいよいよ危ないのでは??と一部で囁かれているみたいですが、経営危機に追い込まれても自律的に動けなかったJALと違い、自主再建の気概も根性もあるANAは大丈夫だと見ています。
成熟している上場企業の場合、売上が安定的に見込めるため、スタートアップ企業のような「バーンレート」や「ランウェイ」といったことなど考えるわけないのですが、今回、世界のエアラインははじめてそんなことをシミュレーションしたはずです。
実際、ANAの2Q決算をざっくりと見たところ、航空事業だけですが、今期6ヶ月間における1ヶ月あたりのバーンレートがグロスで約700億円、ネットで約300億円。前期と比較するとグロスで500億円以上既に絞っています。
これに対して、2Q期末後の10月30日に4,000億円の劣後ローンも手当てしたため、手元キャッシュは8,500億円ほどあり、これにまだ使っていないコミットメントライン5,000億円も加えると、ランウェイは42ヶ月となります。
つまり、現状の需要が激減した状況でもお財布は3年以上持ちこたえられるような懐事情です。
私もオンライン会議で何とかなる出張はともかく、海外レースへの参加など個人旅行は自粛も限界で来年からは飛び回るつもりです。今は国内から需要が戻っていますが、海外も直に最悪期は抜け来年後半から徐々に戻していくでしょう。
しかし、ANAホールディングスは打つべき手をしっかり打っています。
従業員の年収の3割カットなんて、そう簡単にはできません。
まさに、身を切るような施策です。
放漫経営によってもたらされ訳ではなくコロナという外部要因。
個人的には、同社が苦境を脱することを心から応援しています。
この状況は長くは続かないはずだ。
航空産業は絶対守るべきです。
ついでに言えば、オリンピックも工夫してやるべき。
集団鬱のようなメンタリティで物事を判断してはいけない。
その後、プライベートの旅行は早期に復活しますが、ビジネス利用は回復しないでしょう…
そう考えると、ANAは、収益構造を抜本的に変革しないといけない状況に追い込まれている印象があります。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
旅行したい人には価値がないという事実。