「客数は7割減も、8割は営業中」いつもガラガラなスキー場はなぜ潰れないのか - これから始まる「大淘汰」の中身
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注目のコメント
スキー場比較の際に必ず出てくる数字がバブル期比較であり、古くからの娯楽は同様の数字になる。
スキー場は降地域の町村にとっては大切なスポーツの場
、観光誘因にも使えるコンテンツでもある。
昨今のアウトドアブーム、インバウンドのスキー需要など久しぶりに好条件が出てきている。
ニセコは偶発的、白馬は戦略的、雪はアジア圏で日本が誇る最高のコンテンツなので後発地域にもチャンスがあると感じています。・ニセコはパウダースノーというキラーコンテンツを生かし、海外、富裕層、スキーに集中。
・スキー・スノーボードを行った訪日外国人1人当たり旅行支出は22.5万円と、訪日外国人平均の15.3万を上回っている
・設備投資や新規投資が進みやすい好循環
・不況下の日本で外国人や外資系企業がニセコに投資
・2030年の北海道新幹線の新駅開業、高速道路の開通だけでなく、札幌オリンピックの会場となる可能性もあり、ニセコの未来は明るい
・コロナ禍以降も、ニセコでは大型開発は継続。さらに、中国や韓国、タイ、シンガポール資本による新たな開発計画も明らかになっている
・外資系ラグジュアリーホテルがあるようなブランド力あるスキー場はより輝きを増すといった展開も望め、ニセコに加え、白馬や富良野、ルスツ、トマムなどがその筆頭候補ニーズが7割減なのだから施設的には半分になっていてもおかしくない。これからガンガン潰れるだろう。
記事にもある飯綱高原スキー場は個人的には隔年くらいで通っていた好きなゲレンデで、ファミリーで来て全員が楽しめるバランスのとれた良ゲレンデだったと思うが、それだけでは成り立たないことの証左だろう。規模のあるところはサービスレベルを変えるだけで十分魅力的なところもあると思うが(志賀高原とか...)、殆どは厳しいところのはず。
しかし、それはスキー場としては、の話。スキー場一本足で観光開発をおざなりにしてきたところも多いのでは。夏のキャンプ地やライブ会場、星空観測などの従来の用途だけでなく色々な活用を考えてブームによらない地域観光のきっかけとするよう、思考を切り替えていく必要があるのでは。