米最高裁判事にバレット氏 上院承認、司法保守化
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トランプの置き土産的な人事そのものよりも、「国民の関心が高い」という部分が気になりました。日本だと最高裁の裁判官に誰が任命されているのかなど誰も気にしないし、罷免権を行使して罷免するような運動が起きたことも殆んど記憶にありません。
アメリカの政治制度では最高裁がより政治に深く関わってくるのだとは思いますし、だからこそ国民の関心が高いのかもしれませんが、日本でも同様の話題がもう少し沢山出てきても良いのではないかとは思います。日本の最高裁長官だって内閣が指名してるのですし…。
注目のコメント
大統領選と同時に行われる上院議員選で共和党が劣勢、上下両院を民主党が制する可能性が高まっており、トランプ政権と共和党にとっては「滑り込みセーフ」といえる承認。保守/リベラルの人数構成でみれば明らかにアメリカ社会のルールは保守的な方向に向かうと言えますが、一方でLGBTを理由に労働者を解雇することを違法とする判断や、人工妊娠中絶を規制するルイジアナ州法を違法とする判決に保守派のロバーツ長官が賛成した例も過去にあり、保守/リベラルの色分けが100%絶対、というわけでもなさそうです。
選挙直前で、恥も外聞もかなぐり捨てて共和党は指名承認を押し切った。それだけ最高裁判事の人事は重要。制度的には合法であっても、こうした強引さが最高裁判事の権威を傷つける可能性もある。