ANA、トヨタに社員出向受け入れ要請へ…22年度までに3500人削減
読売新聞
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注目のコメント
これは、「転籍予定出向」というスキームだと思います。
人材サービス業界では、以前から「採用予定派遣」というスキームがあります。いったんは派遣社員として受け入れて、その後3年を目処に正社員や契約社員として採用するものです。
受け入れ企業にとっては、3年の試雇用の期間中に人材の適性を見ることが出来る上、その後、適材適所に配置出来るというメリットがあります。
ましてや、ANA社員のような人材であれば、一般に中途採用するよりも優秀な人材を発掘出来るのではないでしょうか。
どちらにしても、このスキームが、ANA、トヨタにとってもWIN-WINになることを願っています。コスト面のヒトと飛行機にはメスを入れました。
・賞与カット(年収の30%)
・リストラ(従業員の30%)
・飛行機売却(保有分のうち10%)
まだ、収益面の国際便80%減にはコスト減が追い付かなそうです。
次は採算の悪い箱物(空港)の完全撤退が必要ではないでしょうか。出向受入要請、トヨタとしても人材が余る見通しの中で本当に受けるのでしょうか?
CAに裁縫させる、ボーナスカット、リストラ、航空機削減、副業解禁など、これまでずっと後手に回ってきたANAのことなので、シナジーとかは考えておらず単純に日本を代表する企業へのヘルプかと思われます。
確実にワークしないので、半年くらいで人材のアンマッチ問題が浮上するはず。
ANA経営陣(60代)のやっている事は全て課題解決の先送りで、このツケを払うのは今の若手達です。企業も政治も行政も、いい加減世代交代しないとホントにガチャガチャの国になりそう。