食用コオロギのEC販売開始、新型コロナでペットフードの需要増
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なんでこんな事がニュースになるのか。元々コオロギのマーケットはペット向けだけで、食用は市場とは呼べないレベルにしか存在していない。
「ペット向けにも需要があることが分かった」
記事の構成上わざと言わせているのかも知れないが、正直ふざけるなって感じ。コオロギ関係者でこれを知らない人がいる方がおかしい。そもそもこのメーカーが扱っているフタホシコオロギはペット餌向けに海外で飼育方法が確立されたものだ。
そして、人用よりもペット向けの方が圧倒的に付加価値が高い上に処理も楽なので、高品質なものはペット向け、カスみたいなのは人向けに出荷する(人向けは主に粉末なので見た目関係ない)のがこの業界のセオリー。
我々は最初からペット向けを軸に事業を展開していますし、増えてきている同業他社さんもみんな同じです。
こちらのグループは人用に美味しさを追求して来た様ですが、ペット向けは味に加えて食欲をそそる「動き」が重要になって来ます。
飼育には動きがのろいフタホシコオロギは有利ですが、ヨーロッパイエコオロギは扱いが大変な一方で、動きが活発。動かないものは食べてくれないトカゲ、カメレオン、カエルなどにとっては動きは重要です。
コロナ禍でコオロギのネット販売は増えましたね。ペットショップでもフトアゴヒゲトカゲやヒョウモントカゲモドキ(レオパ)など、初心者でも飼いやすい個体が沢山売れているようです(どちらもコオロギが好物)。
それにしても、生き餌30g 1650円、新規参入としては高過ぎる。最大手の月夜野ファームの強気価格でさえ、生き餌100g 2200円なので、2.5倍くらい。
https://tsukiyonofarm.jp/c/group-category/fresh-cricket
うちは生き餌は相対の業務販売しかしてませんが、冷凍はAmazonでTOPです。送料込み(冷凍の送料は1000円くらいかかる)なので、100g2200円ならうちの方が安いですね。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07RCXTVNZ/
これからは、更にカエルの時代が来るかなと、昨日は日本最大のカエル動物園KawaZooに行って来ました。
https://www.instagram.com/p/CGrIN4WD4bm/?igshid=1xp6as6r6ro8uイナゴとかザザ虫とかの佃煮で慣れてる方々は良いですが、虫の形をどうにか加工できるといいのかな…そのまま原物の形で出てくるとインパクトが多少大きいかもですね…