ドン・キホーテ 生産者組織し日本の農産品 海外店舗で販売強化
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注目のコメント
本来はこういうものこそ農協が主導すべき話。
せっかくドンキさんが手を貸してくれるなら、チャンスではある。
個別農家としか目が向かない場合は悲しいものがある。
1歩間違えると牛乳業界におけるMMJと、北海道の農協系の元締めにあたるホクレンとの対立と同じ轍を踏むことになりかねない。
思い起こせば、輸出品ではないだろうが、日本のじゃがいも全体の1割を使うとされる、(ポテトチップスやじゃがりこなど数多くのじゃが芋商品で知られる)あのカルビーでさえ北海道の現地の農協と和解するのに半世紀かかった。今年ようやく握手までこぎつけたという報道が流れている。
小さな農協単位ででも意欲的な農協は丸ごと突っ込む位のあり方を取らないと、ドンキでもこうした取り組みは成功しなさそう。素晴らしい。大手が席巻し後発は参入障壁など作れるはずもない小売業に後発で参入した安田氏。その中で、隙間産業と彼が目をつけたのが、深夜の衝動買い市場。日中のスーパーの客は必要なものを買いに来る。だから陳列は見やすい方が良い。衝動買い客は買うものが決まっていない。だから敢えて商品を見つけにくい陳列を推し進めたという。結果その方針は当たったわけだけど、当初は「分かりにくい陳列」がどういうものか誰もわからなかったために伸び悩んだらしい。そこで安田氏は大方針は変えずに、しかしその具体的、陳列、仕入れその他は現地の店長に委譲すると言った思い切った決断をし、結果これがドンキの強さの源泉となっている。
具体的解決法をイメージしないで部下に丸投げするマネージャーをこき下ろしていた私にとっては驚きの手法。しかし、ここで思った事は、経営に対するインパクトとして、現場のリーダーと、その下のメンバーは明らかに違うという事だと思う。少なくとも委譲されたマネージャーが担当する店では一貫したオペレーションが維持されないとPDCAが回せない。
中間管理職というと、ネガティブなイメージがついて回るが、実は経営に対するインパクトは想像以上に大きい。
そう考えれば、マネージャーなんてめんどくさいだけだよ…という発想も少しは減っていくのではないかと期待したい。タイのドンキや高級スーパーには、りんご、桃、いちご、葡萄などが高級品として販売されている。シャインマスカットは一房3000円、あまおうも同じ価格帯。
一食の単価が200〜400円ぐらいのタイで売れるの?と思うけれど、夕方には棚はガラガラに。年中安価なフルーツに困らないタイでも、富裕層や中間層がちょっとした贅沢に購入していて、自らの生活レベルが向上しているのを体感して満足している。
新興国では、トロや雲丹のように高級なイメージがあるものを食べる、購入することは一種のステータスであり、SNSのネタにもってこい。
無名で小ロットであっても希少価値が高いものであれば、そのストーリーが新鮮に受け止められ、誰も知らないことを最初に発信したいと思うもの。
日本の農産品は、車や家電製品同様立派なブランドです。ドンキの看板を借りて広く機会を作って欲しい。チャンスが目の前を歩いてる。