Tesla's release of new 'self-driving' software closely watched by US regulator
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注目のコメント
テスラはVPPにも手を出してますが、ソフトウェアの品質管理はどこまで出来ているのだろうか。
https://newspicks.com/news/4967673
人の命に関わる自動車や電力インフラなので、ソフトウェアを使うことには異存は無いものの、永遠のβ版みたいな気持ちで軽々しく考えていたら。。
先日の東証といい、ハードも絡むソフトウェアの品質管理に対してパッチあてたりフォームウェア更新すれば済むと思っていたら大間違い。
どこかにテスラのソフトウェアのQMSに関する情報は落ちてないか。テスラがどうかというよりも、ソフトウェアを崇め奉る傾向がとても怖いです。
ゼロベースでＥＶのアーキテクチャを検討・模索するのは良いと思います。実際テスラはバッテリーはモジュラー化を志向していたはずですが、コストが下げられないとして車体とセルを一体化するCell to Bodyに変更すると発表しました。
ソフトウェアのアップデート方針は相変わらずのようですので、ここは早く気付いた方が良いと思いつつ、もし独自のソフトウェアＱＭＳがテスラに存在しているのだとしたら、トヨタ生産システムに変わるイノベーションになる可能性も無きにしもあらず。
ですが、今後テスラに求められるのは個人の天才性やアイデアでは無く、もの・ことづくりの仕組みです。ニコラテスラが技術的に劣るマルコーニに無線通信で敗北したのも、これに似た構図。小型の通信専用機を作ったマルコーニに対して、送電まで通信と一緒に行う世界システムを作ろうとしたニコラテスラ。テスラの問題はLidar導入していない、そしてBetaでデータを取っている、すなわちコストや開発スピードでリスク取りすぎという事ですが、それらの批判は正当です。同時に全体的にはWaymoやCruse だけでなく、大型トラックも含めて、多くの会社が普通の道路でテストしています。ホンダは今年中にレベル3を市販のクルマに導入して販売する予定です。
なぜ自動運転なのか、それはセーフティー機能だからです。過去を振り返った時に、メーカーはよくもシートベルトやエアバッグなしでクルマを売ったなと批判できますが、自動運転はいずれそうなります。毎年自動車事故で多くの方々が犠牲になってますが、自動運転があれば多くの事故は避ける事ができたはずです。大型トラックが後ろから軽自動車に突っ込んで幼い子供が犠牲になった事件もありましたが、防げたかも知れません。その意味でテスラである必要はなく、どこのメーカーでも良いので、出来るだけ早く導入した方が良いです。指切断事故を防ぐためのセンサーなしで機械を動かさないのと同じで、人間の方がセンサーとAIより優秀という事はあり得ないからです。
今後テスラは事故を起こして、無茶苦茶非難されると思います。以前ウーバーもやってしまいました。だからと言って、自動運転を止めるわけにはいきません。テスラの話ではなく業界全体です。EV化と同じでテスラが倒産しても、ガソリン車は生き残る事はない、自動運転もいずれどこかの会社が成功させます。日系メーカーかも知れません。その過程で100％セーフなものはありません。バッテリー車が燃えると言われてここまできましたが、実際、燃えてとんでもない事になってます。しかし昔ガソリンタンクが燃えて人命が失われた事もあり、残念ながらそうやって発展してきたのではないでしょうか。
テスラのオートパイロットも、以前、特定の物体を認識せずに死亡事故を起こしました。自分が被害者の家族であれば、テスラを許す事が出来ませんが、同時にデータを見れば明らかです。オートパイロットの方が事故の確率は低いです。このデータを無視する事はできません。その意味でテスラの功績はEV化と同じで、他のメーカーが必死になってやらないといけなくなったという事ではないでしょうか。金儲けという批判は全てのメーカーに当てはまります。どこの会社もボランティアではやっていないので。
