新兵器「自爆ドローン」を中国人民解放軍が開発中。編隊を組んでターゲットに特攻 : カラパイア
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中国は、多数のドローンを統一して同時に動かせるスウォームに関する技術を向上させてきました。
中国は、現在、情報化(デジタル化)にAIを融合した智能化戦争を目指しています。多数のドローンが、お互いに衝突しないだけでなく、目的(敵に対する攻撃)のために全体として最も効率が良くなるように強調して動かすのは、智能化戦争の重要な一部になります。
これは、自動化運転の技術に通じるものです。各国がIoT(物のインターネット)関連の技術を向上させるのは、これから生じるAIを融合したドローンによるスウォーム攻撃のような戦闘において優勢を確保するためでもあります。
中国は、智能化戦争における具体的な戦闘様相として、大量の長距離精密打撃を挙げています。これを実現するのがこうした兵器でしょう。
「自爆ドローン」という表現をすると全く新しいとんでもない兵器のように思えますが、これまでも、自分で地形等を感知して飛行する巡航ミサイルなどは開発されています。AIなどを用いてミサイルの性能を上げているという方が適切かもしれません。
軍事技術は、民間の技術と切り分けられるものではありません。私たちが日常生活で恩恵を受けているインターネットもGPSも元々は米国の軍事ネットワークであり軍事作戦に用いられるものです。いまや、民間の研究開発が先に進むこともありますが、純粋に民間の活動だけに収まるものはありません。
日本は民間用と軍事用に区別しようとしますが、技術はデュアルユーズなのです。まさにスパイダーマンファーフロムホームですね。
恐ろしいですが、映画の世界のテクノロジー現実で、実現している、あるいは実現しようとしているのを見ると、あのシーンが現実に!と感動を覚えます。
また、そういった「映画の世界のはなし」を現実にできる人間の偉大さにも感動を覚えます。だから僕は、テクノロジーが好きで、学びたいと思う。